引越し屋のサービス

どの業界でもサービス戦争と言えるようで、引越し屋さんのCMを見ていても様々なサービスを各社でやっている。ダンボール無料から始まり、引越し後のダンボールの引き取りやら、1ヶ月以内なら家具の移動をしますとか、お米をプレゼント・トースタープレゼントとか、色々趣向を凝らしている。

チラシで見つけたものでは、もれなく引越し当日にピザ1.000円補助券をプレゼントするものがあった。確かに、当日は忙しく食事の準備までは手が回らない。かといって遠方から越してきた場合は、食べに行く場所もよくわからないし、買い物に行く元気が残っているかもわからない。そう考えるとピザ補助券をプレゼントしてくれるといのは、とても良いアイデアだと思った。

感心していると、雑感担当者から「引越しと言えば、普通は蕎麦だろう。」と言われた。「今の時代は、ピザなんじゃないの。」言い返したものの、お蕎麦からの連想で出来たサービスだったのかと気がついた。とても良いアイデアだと感心して損した。

仏具屋

お使い物として、お線香とロウソクが箱に入ったセットの物が欲しかったので、岸部にある仏具屋さんへ行った。熨斗を書いて包む間、多少時間がかかるので、良かったら2階には二千五百万円の仏壇がありますから、見て行って下さいと言われた。

多分、初めて仏具屋さんへ行ったと思うし、めったに来るお店では無いとも思い、2階の仏壇も一通り見て来た。金ピカのもの、国産品と札のついたもの、何百万もするものが並んで、その一番奥に二千五百万円の仏壇が置いてあった。

1階の女性の店員さんは、見て行ってくださいと言ってくれたが、一回りしていると、男性の店員の方が上がって来た。勝手に触ったりしないように、様子を見に来たのだろうかと思った。「大きいですね。」「立派ですね。」と、一緒に買い物に行った、近所のおじいさんと2人で店員さんに話し掛けたら、「今、商談中なんですよ。新築の方です。」と返事が来た。

1階へ降りて、一緒に行ったおばあさんに「見て来たよ。今、商談中で売れるかもしれないんだって。」と話したら、「家一軒買えそうな値段だね。」と言っていた。

確かに中古なら、家・マンションでも買えそうな値段だ。美術品・宝石など高価なものには縁が無いので、二千五百万円の商品を見るのは初めてだと思う。売っていると言う事は、買う人がいるということなんだなぁと、しみじみ思った。

着物でミニバイク

産業道路沿いを歩いていたら、着物姿でミニバイクに乗って走っている人を見かけた。ヘルメットはつけていたが、いいのかな、大丈夫なんだろうかと思ってしまった。

その後もしばらく考えていたが、子供の頃には時々、お坊さんがバイクに乗っている姿を見たことを思い出した。車に乗る人が増え、和服姿の人が減ったため、見かけた時はとても違和感があったが、そう言えばお坊さんは着物でバイクも乗っていたし自転車にも乗っていた。

数年前に無料の着付け教室に通って、一応は帯も自分で結べるようになったのだが、最近はぜんぜん練習もしていないし、着物を出してみることも無くなってしまった。定期的に練習をしないと忘れてしまいますよと言われていたのだが、その通りで、今となってはちゃんと着付けが出来るかどうか自信が無い。

和服でミニバイクにのる人を見かけたおかげで、着付けのことも思い出したので、久し振りに練習してみようかと思っている。

スーパーのサービス

久し振りにイズミヤに行ってみると、レジ前の天井から大きな看板が下げてあり、各曜日ごとの定例セールが載っていた。チラシには、火・水にセールをやっているような事が載っていたが、知らない間に全部の曜日にセールをするようになっていたようだ。

今までも火曜日はニッショーと西友が、同じ100円均一セールだったが、今回のイズミヤの曜日ごとの定例セールを見ると、ニッショーのセールと内容は大体同じで、曜日がまったく一緒のものもあるようだ。前からスーパー同士の顧客争奪戦も大変なのだろうと思っていたし、定例セールやカード会員への割引き等で、手厚いサービスをしようということなんだろう。

営業時間も、西友は夜11時までと一番遅くまで開いていたが、本日より佐竹も夜11時まで営業するらしい。ニッショーとマルヤスは夜10時迄なので、遅くに買い物をする人が増えているということなんだろう。あまり遅い時間に買い物に行くことは無いのだが、閉店間際にどのくらいの商品が並んでいるのか、興味はあるがわざわざそのためだけに出かける気はしない。スーパーが遅くまで営業するということは、コンビニへの影響もあるだろう。

サービスが良くなることは嬉しいが、そうしなければ消費が増えないのが現実なのか。毎日見ているスーパーのチラシからも、小売業界の大変さが伺われる。

塩辛

先日ご近所の方からお借りした魚料理専門の本には、塩辛の作り方が載っていた。今はイカの時期ではないのか、先週からチラシを2〜3日見ていたが、なかなか生イカは載っていなかった。やっと出ていたので買いに行ったが、午後には既に売り切れで、スーパー3軒目でようやく買えた。

以前にも作り方の出ているものを読んだことがあるのだが、今回借りた本ではとても簡単にできそうだったので作ってみた。忠実に本の通りに作ったのに、肝が小さかった為、予想以上にしょっぱくなってしまったが、味付けの際の塩を控えたら、出来上がりは調度良い塩分になった。

ケーキやクッキーを焼きたいとは思わないし、オシャレな料理はぜんぜん進歩しないが、前回のしめさばや塩辛のようなものは作りたくなってしまう。

見栄えが肝心の料理には、向いていないようだ。

冷凍食品

最近は冷凍食品の売り出しが多い。ニッショーでは毎週月曜日は全品3割引きをやっているが、ほかのお店でも全品3・4割引きの広告を出していたり、メーカー指定で半額にしている時もある。安くしてくれるのはいいが、何でだろうと思っていた。家電や衣料品には季節が関係するが、先月までは年度末だから安いのかと思っていた。

経済のニュース番組で、少しだけ取り上げていたが、冷凍食品の価格破壊が起こっているとのことだった。製造会社は板ばさみ状態で、安くしないと買ってもらえず、海外の原材料を使ったり生産して対処しているとのことだった。それでも倒産する会社も出てきて、大変そうだった。

先月の雑感担当者も二極化に関して書いていたが、食品でも産地がブランドとなって、国産が付加価値になっている。肉や野菜はもちろん、冷凍食品も割引き・値下げ競走が一段落したら、産地明記が当たり前になるのだろう。チラシ1枚から日本の経済を深刻に考えてしまう一面だった。

苦労して生産・販売をしている人達がいることを考えると、やはり食べ物は残さないように、無駄にしないようにと思ってしまった。決して、お正月以来、戻らない体重の言い訳では無い。

しめさば

生鮭で味噌漬けを作ることはあるのだが、カレイやタラのみりん漬けを作りたかったので料理の本・雑誌・インターネットで調べてみたが判らなかった。自力で探すのは無理だったので、ご近所の夫婦揃って魚に強い方に聞いてみた。魚料理専門の本を持っているとのことだったのでお借りしたが、残念ながら「あじのみりん干し」しか載っていなかった。

みりん漬けは出ていなかったが、しめさばのつくり方が載っていた。実は雑感担当者はしめさばが大好きなのだが、お店で買うものは甘くて味が好きではないらしい。作り方を見ると思ったよりも簡単だったので作ってみた。まぁまぁ美味しく出来たようで、雑感担当者も「こんなに簡単に出来るものなんだ!」と喜んでいた。

自分でも料理の本は何冊も持っているが、一般的にはどれもこれも同じような事が載っていて、献立や料理も重複した内容が多い。今回お借りした本は、魚別におろし方や調理方法が載っているので、知らないことが沢山書いてあり、とても勉強になった。