カレンダー

書店などでは、そろそろ来年のカレンダーが並んでいる。このところは、不況、デフレということで、経費削減をしている会社が多く、カレンダーを配るところも減っている。昨年も、年末のあいさつ回りでカレンダーを持っているような人をあまり見かけなかった。

昔、勤めていた頃は、11月になると本社から大量のカレンダーが送られてきて、女性社員は丸めて細長い袋に詰めるというのが恒例の作業だった。倉庫のようなバックヤードに座布団を持参し、床に座りお喋りをしながらも、黙々とカレンダーを丸める。あまり仕事という意識がなかったので、しまいには缶コーヒーを持って行くと、カレンダーを汚してしまうから、そういう事はダメと先輩に注意をされた。それにしても今考えると、のどかな時代であった。

カレンダーは、若い人ならばアイドルやらバンドなどを購入するのだろう。それ以外では、小犬・子猫ばかりが目につく。今年は阪神タイガースのカレンダーを時折り見かけるが、昨年は18年ぶりの優勝で盛り上がったので、カレンダーが沢山売れたからなのだろう。

とりあえず書店などでは小犬や子猫のカレンダーは手に取って眺めたりはしているが、実際には自分で使うものは、保険屋さんに何本下さいとお願いしてタダで貰っているのだった。

レバー

レバーは、大好きということはなかったので、数カ月に一度くらいの割合でしか食べていなかった。しかも自分で調理するのは面倒だったので、お惣菜や焼きとりのレバーを買っていた。コレステレール値を気にして、食生活に気をつけるようになってからは、レバーは食べないようにしていた。体に良いことは分かっていたが、まずは正常値にすることを目標にしていたからだ。

しかしながら、前回の血液検査の結果、肝臓に関する数値が高かった。もちろん私はお酒が飲めないので、雑感担当者の数値である。以前は標準値の範囲内であったし、特別お酒の量が増えたということでもない。何が原因か、分からない。とりあえずは肝機能に良いとされる食品は何かと調べてみると、レバーだった。肝臓には肝臓(レバー)ということらしい。更に、見た目に反して、雑感担当者は私よりも貧血気味なのである。前から、貧血にはレバー・ほうれん草などがいいというのは知っていた。

レバーはコレステロールには良くないが、肝機能や貧血には良いという、相反する結果となっている。お惣菜売場でレバーを見かけると、しばし立ち止まって、買おうかどうしようかと考える日が続いているのであった。

グリンピース

最近、グリンピースをよく食べる。これまでは、好きでも嫌いでもなく、あれば食べるという程度のものだったため、あえて冷凍食品のグリンピースを買うこともなかった。何気なくグリンピースが食べたいと思い、買って食べてみたらとても美味しく感じた。

元々、美的センスがないため、彩りのためだけにグリンピースを使うという気がなかった。緑色があった方がいいと思ったときでも、ピーマンを使えそうな時にはピーマンで、そうでなければ使わない。そんな大雑把な料理が多かったのだ。今回はグリンピースが食べたいのだから、まずバターと塩・コショウで炒めて食べた。何故だかとても美味しい。今となっては、ポテトサラダにもグリンピース、炒め物にもグリンピースと大活躍をしている。

もしかしたら、相変わらず肉を控える食生活をしているため、タンパク質が足りないと体が要求していたのかもしれない、などと思ったりしている。

コエンザイムQ10

普段からサプリメントには頼らず、出来るだけ必要なものは食品から摂取しようと心がけているため、”コエンザイムQ10(CoQ10・コーキューテン)”という名称も知らなかったし、このサプリメントが売れているという話も、つい最近になって知った。

サプリメントは医薬品とは違い、断定的な言葉を使って宣伝することができないが、何でもこの”CoQ10”は老化防止になるということで、各社が力を入れている商品なのだそうだ。日本人の死因のトップを占める三大生活習慣病は、ガン、心臓病、脳卒中で、これらの原因の筆頭にあげられるのが酸化ストレスと言われている。また酸化ストレスは老化の原因の一つとも考えられているそうだが、その酸化ストレスの予防・改善に期待されているのがCoQ10なんだそうだ。

もっと身近な例えでは、血流がよくなるため冷え・むくみが改善される。女性に多い低血圧も、血のめぐりがよくなれば改善がみられるのだそうだ。また、疲れやすい人の血液はCoQ10が少なくなっているため、補給するで疲労回復になる。おまけにシワの原因となるコラーゲンを作り出してくれるなど、すべてを信じることはできないが、ここまで挙げられると、どれか一つは身に覚えがある感じがする。

古くは心臓の薬として存在はしていたのだそうだが、日本の企業によって安定供給できる技術を確立したため、1980年代の後半から世界的に健康食品として普及が広がり始めた。そして、日本では2001年に健康食品としての販売が解禁されのだそうだ。

”CoQ10”の体内生産力は、加齢とともに衰えていく。もちろん食品からも摂ることはできるが、一番多く含まれている”いわし”が、このところ値段が高くなっている。それならば、サプリメントで補給するのも一つの方法であると思ったりしている。