メロンパン

パンに塗ってトースターで焼くと、シュガートーストやフレンチトーストになるヴェルデという商品が、キューピーから販売されている。最近、このシリーズの”メロンパン風トーストスプレット”が売れているらしいと聞いた。

どんなものだろうかと思い、早々にニッショーで買って来た。チューブを開けると、当り前だがメロンの香りがした。色は薄いグリーン。食パンにスプーンで薄くのばして、トースターで焼いた。そしてサクッと一口食べた。しかし耳に近い場所には塗っていなかったので、メロンパンの場所にたどり着かなかった。さらにバクバクと食べてみると、本当にメロンパンになっていた。

何でも、有名なパン屋さんの100種類近いメロンパンを試食して、開発には1年をかけているのだそうだ。これは、売れているのも納得できる。個人的な感想としては、トースターから出した焼きたてよりも、少し冷めた方がサクサク感が増し、メロンパンを食べているという気になった。

最初は、本当にメロンパンになっていたので、驚いた。そして食べ終ると、何故か笑ってしまった。食パンが、メロンパンになるというアイディアにも感心した。美味しくて、笑いがあって、感心してしまうという、衝撃的な商品だ。

新メニュー

少し目新しいものが作りたくなり、最近 初めて作ってみたものがある。それは、お肉を使わないギョーザとハンバーグだ。

以前に、厚揚げを使ったミートソースが成功だったので、ギョーザは厚揚げを使ってみた。これは、失敗というほどではないが、成功とも言えなかった。思いっきり厚揚げを食べているという感じで、わざわざ皮に包まなくても、厚揚げとキャベツを炒めて食べても同じだったかもしれない。もっと分量の調整をするとか、ニラなどのインパクトの強い具材を入れると、ギョーザらしくなるかもしれない。

もう一つは、イワシのハンバーグ。イワシは、頭を切り内臓を出し、手開きをして骨を取り、細かくなるまで包丁でたたく。これは少々疲れた。そして、長ネギと酒、味噌、生姜、つなぎに小麦粉を少々加えた。焼いてみると、見た目はハンバーグそのものになった。食べるとイワシの味なのだが、ちょっと目新しい感じで良かった。ただ、普通のハンバーグと違うのは、多少 小骨が入っているということだろうか。

立て続けに、新メニューを作ってみたが、もうネタは切れてしまった。しばらくは、いつも通りの食卓になりそうだ。

ポシャギ

最近、韓国風パッチワークを知り、そのきっかけとなった「ポシャギ工房koe」というサイトを、時々見ていた。それから間もなく、NHKの「おしゃれ工房」でも、ポシャギを見かけて、ますます興味が湧いてきた。

昔、パッチワークをやってみたいと思い、誰にでも出来るというキットを買ったのだが、布を裁断する時点で失敗してしまい、形になることはなかった。そして、それから相当の時間が過ぎ、あの可愛らしい色・柄に手を出すには、勇気のいる年齢になってしまった。しかし、ポシャギで使っている布は色もシンプルで、とても惹かれてしまった。

絹や麻を使うことが多いらしく、そのような布はあまり手にすることがないので、一度は現物を見てみたい。そして、いつの日か自分で作ってみたいと思ったりしている。

いつの日か・・・という淡い思いでいると、老眼になってしまう気もする。しかし、それならば老眼鏡を鼻にのせて、チクチクと縫い物をするお婆さんになりたい、とも思ったりしている。

オイルサーディン

オイルサーディンは、たまには食べたいが、缶詰としては少しだけ値段が高い。という訳で、ついつい値段の安いサバ缶やさんまの蒲焼を買うことが多かった。

少し前に、何気なく見ていたテレビで、安いイワシを使ってオイルサーディンを作っているシーンを見た。”雑感担当者”に、「案外簡単に作れるもんなんだね。」と話しかけると、「作って。」という返事が返ってきた。最近は、レシピはネットで探すことが多い。今回もオイルサーディンの作り方を探してみると、いくつも見つかった。その中からシンプルで我家にある調味料で作れそうなものを選び、参考にしてやってみた。

小さいイワシを手開きする作業は面倒だったが、あとは身を崩さないように気をつける程度で、それほど難しいものではなかった。オリーブオイルに漬けて、数日間は冷蔵庫で保存し、出来上がるのを楽しみに待つことにした。

冷蔵庫の中で、使わない容器はどんどん奥へ行ってしまう。そして1週間近く経つと、オイルサーディンの存在を忘れそうになってしまった。冷蔵庫の奥から取り出して食べたが、少し塩分が多かった。それでも、合格の範囲らしい。

ネットがあれば、簡単にレシピを検索できる。そして、決して料理が得意という訳でもない私が、オイルサーディンまで作れてしまう。便利な世の中だと、妙に感心してしまった。

マックの包丁

以前のお買物日記に書いたように、包丁が欲しいと思っていた。しかし、使い慣れた包丁が1本あるので、必要に迫らせている訳でもない。いずれ、そのうち・・・という程度だったので、きっとこのまま一年が過ぎるのだろうと思っていた。

そう思っていたが、使っている包丁と同じものがタダで手に入った。実は、いつもタバコはカートンで買い、スタンプカードにハンコを押してもらっている。そのカードが2冊溜まったので、そろそろ何かに交換しようと思い、カタログを見せてもらうと、使っている包丁が載っていたのだ。

私の実家は以前、金物店をやっていたので、一人暮らしを始める時には包丁も持たされた。しかし、その包丁よりも今ある物は使い易いのだ。何年か前にも、いずれは同じものが欲しいと思っていた。そんな時、テレビショッピングを見ていると、我家にある包丁がセットで紹介されていた。もちろん私が持っていたものではないので、通販で買ったのかどうかと聞いてみたが、自分で買った覚えはないらしい。

なぜ我家にあるのかは置いておいて、通販で買えるものであれば、同じものが手に入ると安心していた。しかしその後、通販のテレビを見なくなったせいもあるが、テレビで紹介しているのを見かけなくなってしまった。そして諦めていた時に、手に入ることになったのだ。

ゴールデンウィーク前にお願いして、届きましたという連絡をもらったので、早速取りに行ってきた。今年になってから、この時代ならネットで買えるのではないだろうかと思い、調べてみるとこの会社のHPがあった。買おうかどうしようとか悩んでいたのが、かえって良かった。そして、これでいつでも雑感担当者に手伝ってもらえると、密かに喜んでいるのであった。

総額表示

4/1から総額表示となり、1ヶ月が過ぎた。確かに、税込み価格が表示されていると計算し易い。

ただし、これまできちんとした底値を記録していた訳ではないが、この商品はこの価格の特売の時に買っていたとか、普通の日にあの店のこの値段が一番安い、などと思っていたものを、改めて記憶しなおさなければいけなくなってしまった。

また、今までは1円以下の消費税に関して、スーパーは切捨てのお店が多かったが、四捨五入をするようになっていたところもあった。ただ、これは今まで切捨てされて払っていなかった1円を、得していたと思うべきなんだろう。四捨五入というだけあって、1円を払う時と払わない時、半分半分であると思いたい。とりあえずは、税抜き98円ならば103円、198円は208円、398円は418円、これくらいは暗記しておいて、この値段ならば便乗値上げではないという目安にしようと思っている。

最初の頃は、税込み価格と本体価格(税抜き)の両方でているほうが安心感があった。しかし、慣れとは恐ろしいもので、ずいぶん頭の中は総額表示に切り替わっている。このGW中に見たチラシで、税抜きの本体価格の方が大きく載っているのに気づかず、思わず安いと思い買いに走ってしまった。レジでお金を払いながら、なんだか騙された気分になってしまった。