野菜の値段

今年は長雨が続き、その後は例年より暑い夏となり、野菜の生産に影響が出ているそうだ。

国内産の野菜は、輸入物より値段が高めではあるが、それにも増して今後は値段が上がりそうな雰囲気だ。また輸入野菜からは、残留農薬が検出されるという問題があり、外国産の野菜も減っているような気がする。

以前は100円均一セールで売られている野菜も、キャベツ1玉・大根1本・ほうれん草1束と、選び放題だったのに、最近の100円均一は、しめじ・えのきばかりが目につく。

農家の方も大変だと思うが、私も少しきのこ系のレパートリーを増やそうと思っている。

ナイルパーチ

「ナイルパーチ」という名前の魚を、最近チラシで見かけるようになったが、一体どんな魚だろうと思い調べてみた。

主にアフリカのビクトリア湖に生息するもので、今までは「スズキ」としてスーパーで売られていた魚のようだ。見た目は「アカメ」にも似ているそうなので、この名前でも販売されていたかもしれない。最近は表示に厳しくなり、偽った名前で売ると偽装表示とされるので、「ナイルパーチ」の名前で売られるようになったようだ。

もちろん本当の「スズキ」も売っているが、「スズキの味噌漬・スズキの白醤油漬」など、味付きで販売されていたものは、この「ナイルパーチ」の感じがする。

また「銀むつ」は原産国名称「メロー」、「沖ぶり」は原産国名称は「シルバー」と言い、こちらは和名が付いているので、両方の名前で売っているようだ。

正しい名前で売ってもらうのは良いことだと思うが、カタカナ名の味噌漬や煮付けというのは、和食の雰囲気に欠ける気がする。

季節の果物

2〜3日前から、セミの鳴き声が聞えなくなり、夜になると鈴虫が鳴くようになった。既に暦では秋になっているが、虫の声を聞いて、季節の変わり目を実感している。

お店では輸入物の松茸が売られているし、果物も夏から秋のものに変わりつつある。一年中、いつでも食べられる果物もあるが、夏だからこそ美味しい物もある。

暑い夏は辛いが、甘いスイカ・メロンの季節が終わるというのも、少し寂しい気がしている。

ハムとヨーグルト

昨夜(8/11)の「発掘!あるある大事典」は、乳酸菌の特集だった。視聴率の高い番組なので、きっと今日は乳酸菌の代表であるヨーグルトが売れるだろうと予想していた。

番組では、乳酸菌には数えきれない程の種類があり、整腸作用・コレステロールを下げる・ピロリ菌を減少させる等、いくつかに分類して効果を紹介していた。乳酸菌はアルファベットや数字・カタカナで表示されているので、「LC1」「LG21」など覚えやすいものは、売れているだろうと思った。

西友に行くと、いつものヨーグルト売場の他に、お肉コーナーの隣りにヨーグルト・乳酸飲料が置かれていた。最近、ネスレは乳製品を販売しているが、これは雪印と業務提携をして、製造をしているものだ。そして予想通り、商品名に「LC1」の付いているネスレのヨーグルトは売り切れていた。

単に番組の効果でヨーグルト売場を増やしているのかと思ったが、そこは今までハムやソーセージ等を置いていた場所だ。輸入牛を国産と偽装し、焼却処分をした日本ハムの子会社の影響で、日本ハム商品を撤去しているお店がある。そう言えば、発表されているスーパー・コンビニの中には「西友」の名前もあった。

日本ハム商品の撤去とヨーグルト売場の拡張。日本で乳製品の販売を開始したネスレと自社ブランド以外の製造を手がける雪印。売場交代の裏には、色々な事情があるようだ。

虫さされ

血液型が O型の人は、蚊に刺される確率が高いと聞いていた。私は O型ではないが、よく刺される。他人からは O型に見られる事も多いので、蚊にも O型と思われているのかもしれない。

少し前に、友人の子供が「アンパッチ」という、アンパンマンのイラストがついた丸いシールを腕に貼っていた。大きさはピッブエレキバンと同じくらいだが、虫刺されのかゆみ止めのシールらしい。そんな商品があるとは知らなかったので、どうしてもかゆい時にはバンドエイドを貼っていた。

薬局へ行く事があったので、アンパンマンじゃないものがあれば買ってみようと思い、探してみると数社から同じような商品が売られていた。マンガの付いていない普通のものを選び、数日後に虫に刺されたので、さっそく貼ってみた。

しかし思ったよりも使い勝手は良くなかった。液体やぬり薬のかゆみ止めを塗った後では、シールの付きが良くない。うまく付いた時でも、汗をかくとシールが浮いてきて剥がれそうになる。そして、肝心の「かゆさ」が治まらない。バンドエイドを貼った時の方が、かゆさを忘れられた。

よく考えてみると、「かゆみ止め」を買うより以前に、「虫よけスプレー」を買い、刺されないように気をつけるべきだった。

残留農薬

6月の日記で書いた冷凍ほうれん草の回収について、最近になってある記事を読んだ。

元々は生鮮野菜について残留農薬検査が行われていたが、唐突に冷凍ほうれん草も同じ基準値を適用する事が決定し、抜き取り検査が始まったそうだ。

葉物野菜でも、小松菜はクロピリポスの基準値は2ppm、ほうれん草は0.01ppmでその200分の1であるという。ほうれん草ばかりが回収騒動になったのは、厳しい基準値が設定されていたからだ。

これまでは基準値の改定には1年間の周知期間があったのに、今回は基準が突然決まったので、次から次へと回収になっていたようだ。食べても健康に問題はないとされていたのは、ほうれん草の残留農薬が基準の100倍だったとしても、小松菜の2分の1でしかない。

今回の騒動は、安全性に名を借りた、輸入ほうれん草を排除するかのようなセーフガードとも疑われるものだ、と記事ではまとめていた。