続・ゴマすり器

少し前のお買物日記に、”ゴマすり器” を買ったことを書いた。その後も、毎日お味噌汁にゴマをすって入れている。それが習慣となっているし、きっと体には良いはずだ。もう理由も効果も分からなくていいと思っていたら、『あるある大辞典%uE285A1』で若返りのテーマで、ゴマを摂取するという内容を放送していた。とりあえずは、一日にどれくらい食べたらいいのか、この点を知りたかった。そして効果は、何と若返りで肝臓を元気にするものらしい。もう真剣に見入ってしまった。一日の摂取は大さじ1〜2杯、ゴマは炒ってからすったものが良いという事だった。

次の日、これまで通りゴマすり器で8回まわし、どのくらいの量なのかを調べてみたら、大さじ半分程度だった。そうすると少なくても、今までの倍は摂る必要がある。お味噌汁に入れるだけでなく、他のおかずにも使うようにすると、大さじ2杯くらいは摂れるだろう。こうなると、せっかく買ったばかりのゴマすり器ではあるが、まとめてすり鉢ですってビンにでも詰めておいた方がよさそうだ。

買い置きしてあったゴマは”いりゴマ”なので、あとはするだけだ。もう何年も使っていなかったすり鉢とすりごぎを棚の奥から取り出してみると、我家のすりごぎは適当に買ったものなので、とても短くて使いにくいものだったということを思い出した。だから、ゴマすり器を買ってからは、すり鉢&すりこぎを使うこともないだろうと思っていたので、棚の整理をする度に捨てようかと迷い、結局は捨てきれずに元に戻すということを繰り返していた。

すり鉢&すりこぎを捨てなくて良かったと思いながら、短いすりごぎでゴマ1袋分をまとめてすった。しかし、今度はゴマすり器の出番がない。それでも、またいつかきっと使うこともあるだろうと信じて、そっと引き出しにしまったのだった。

原油価格の影響

原油価格が上昇しているが、その影響は身近なところに出始めている。一番の打撃はガソリンの値段だと思うが、ほとんどの商品は輸送しなければ店頭に並ばない。仕方のないことではあるが、買物に行くたびに少し憂鬱になってしまう。そう言えば、電気代の値上も発表になっていた。

現在は”定価”という概念はなくなり、”標準小売価格”という表示になっているが、実際の販売価格はお店によって違う。最近は、価格を表示している小さいプレートが新しい紙に変わっているのを発見するたびに、やれらた!と思ってしまう。

値段が上がっていない場合でも、内容量が減っていることもある。以前の独り言に冷凍ブルーベリーの量が減っていることを書いたが、それ以外にもいくつか気が付いてしまった。フジッコのお豆さん、雪印のスライスチーズも、こっそりと減っていた。

しかし、値上げの影響はみんなが一緒に受けるものなので仕方がない。特に食品は特売価格を待っていても、その値段が上がっている可能性もある。当面は底値で買おうとは思わずに、予算内でやりくりしようと思った方が良さそうだ。

黒糖

ちょっとしたブームとなり品切れ状態だった寒天とスキムミルクが店頭に並ぶようになってきた。とりあえず”寒天パパ”を見つけたので1箱だけ買った。しかし普段から食事以外のお菓子やデザート類は”買う派”なので、いつ使うかは全く未定である。

そして今、品薄状態になっているのは”黒糖”だ。これもテレビの影響だと思うが、ブロック状のものは売り切れで、粉末の黒糖は少しだけ棚に並んでいた。実は、これは素早くゲットした。黒糖を紹介していたのは日曜日の夜の放送だった。翌日の午前中に買物に行った時、明らかに手前の方は減っていたがまだ棚の奥に残っていた。私も奥から引っ張り出して、沖縄産の黒糖を 1袋買った。

これは、夏太り対策として黒糖を少し食べるといい、というような内容だった。黒糖も、しばらくは品薄状態が続くであろう。寒天は、使う予定もないのにブームに乗って買ってしまったが、黒糖は毎朝1欠片 食べている。せめて2袋くらい買っておけば良かっただろうかと、少し後悔しているところである。