トマト缶

昨年のお買物日記に書いが、相変わらずトマトは苦手なのでミニトマトを食べている。しかし最近になって一歩前進をした。それはトマト缶を使った料理を作ったのだ。

以前に「あるある大辞典」で紹介されていたフライパンで作るパエリアがとても美味しそうで、いつかは作ってみたいと思っていた。主な材料は魚貝類なので、肉抜き生活をしている我家でも作れる。パエリアに必要なのはサフラン。一度も買ったことがなかったので買いに行くと案外値段が高い。そこでまた、そのうちと思い月日が流れた。そして義姉からサフランはターメリックでも代用できると聞き、それならばと思い作ってみることにした。

実はトマト缶は全く買ったことがなかったので、缶を開けた途端にトマトの濃厚なニオイに驚いた。今日はパエリアを作る!と宣言をしていた手前、もう後には引けない。パエリアに使うホールトマトは100gだけなので、パエリア全体がトマトの味だらけになる訳はないと自分に言い聞かせ、何とか作り上げた。初めてだったので多少ごはんの硬さに改善の余地は残ったが、まぁ食べられる範囲だったので良しとした。これで新たなメニューが出来た。

問題は、残っているホールトマトの使い道だ。色々とレシピを調べた結果、ボンゴレを作ることにした。ボンゴレも、いつもパスタソースの缶詰を買っていたので自分で作ったことがなかった。ちょうど良い具合にホールトマト 約300gを使うというレシピがあったので、それで使い切れた。これからはパエリアとボンゴレを立て続けに作ることによって、トマト缶を無駄にしなくて済む。少しだけ大仕事を終えた気分だ。