数ヶ月前に、ポテトチップスなどのお菓子に、日本では認可されていない遺伝子組換えジャガイモが原料として使われていることが発覚し、数社で回収騒ぎがあった。今では普通にスーパーで売っているし、問題は解決されたのかと思っていた。
この時の遺伝子組換えジャガイモは、検査の結果、安全性は認められたらしいが、元々はメーカーの自主検査によって、わかったことらしい。それを自分達で公表し回収してから、国の機関が原料の検査をしたそうだ。
豆腐や納豆は、国内生産の大豆100%使用と明記しているものが多いが、スナック菓子では、北海道の新じゃが使用という季節商品でしか見られない。値段が高いのかと思ったが、スナック菓子に使いやすい種類の生産量が少ないそうだ。また生のジャガイモの輸入は認められていないそうで、マッシュポテトや冷凍加工した状態でしか輸入できないそうだ。
だったら国内でも、加工しやすい種類のジャガイモの生産を増やせばよいと思うが、原種となる種芋の輸入検査が大変らしい。さらに国産の種芋の生産は、国の関係機関が独占的に行ってとのことで、民間で研究して販売することは出来ないそうだ。
今回の回収騒動は落ち着いたようだが、根本的な解決は、ほとんどされていないようだ。