牛と豚

猛暑の影響で食欲をなくしていたが、少しづつ回復して来ている。そろそろコレは食べられそう、アレも食べられるような気がする、という中に肉じゃがも入っている。元々、私も雑感担当者も関西出身ではないため、肉じゃがは豚肉派で、牛肉は牛丼と焼肉くらいでしか食べない。しゃぶしゃぶ・すき焼も、気が向けば牛肉といった感じで、豚肉を食べることも多い。

普段から牛肉を食べる回数が少ないため、あまり気にはしていなかったが、とうとう日本国内でも、狂牛病にかかった牛が発見されたようだ。テロ事件という大きなニュースが入ったため、テレビや新聞では、発見された事実と、その後の処分くらいで、今後の対策や検査基準などが決まったという話など、深く扱っているものは少ない。

それでも牛肉を食べる事も少ないので、自分達にはあまり影響はないと楽観していた。ところが、食肉以外の牛乳や乳製品は、産地の明記も少ないため、どこの牛なのかわからない。また直接口に入るものではないが、牛を家畜の餌などに加工している事も多いらしい。

牛乳やチーズなどは、気をつける術がないが、牛肉に関しては外国産を食べるという方法がある。我家の場合は豚肉料理を中心とすれば良い。こだわりを持って和牛を選ぶ人や、ステータスの意味で国産牛を選ぶ人もいるかもしれないが、私の場合は、あまり気にしていなかった。それでも外国産の牛肉を手に取る時は、どこかこっそり買っていたふしがある。誰に見られている訳でもないが、これからは大手を振って、外国産の牛肉が買える。外国産でも動物の遺伝子組換えを実験している国もあるので、どちらにしても危険を覚悟の食生活になって行くのかもしれないが・・・・。