マイライン

今年になって申込の始まった「マイライン」について、テレビで簡単な特集をやっていたので、時々見てみた。自分の電話を、市内・市外・県内・国際それぞれどこの会社を使うかを決めて申し込みをすると、「00テ療浴vと最初に押さなくても良いということは、理解できた。ただ、それだけらしい。

最初に電話会社を識別する番号を入れなくても、自動的に自分で登録した会社経由で電話が出来るということだけらしい。電話機自体に「LCR」「ACR」機能が付いていたら、市外電話は自動的に安い会社を選んでくれるし、市内電話はどの会社もほとんど一緒である。だから、各社セット割引きなどを用意して、顧客を獲得しようとしているようだ。

では、何処を選んだら得なのかと言う事なるが、CMや新聞一面広告を見ていてもわからない。テレビの特集でも、各社の料金はほとんど同じで、セット割引きは、自分の使う範囲の有利なところを選びましょうとしか言ってくれない。しかも、各社で出している料金や割引き制度は、わかりずらいし、パッと見てすぐ比べられるようにはなっていない。

わざとわかりずらくしてるのか、選ぶのを面倒にしているのかと思ってしまう。登録しなくてもいいかなぁとまで、思ってしまう。今なら登録料は無料らしいが、有料になってから、格差が出てくるのであれば、登録料金をたらい回しにして、稼ごうとでも思っているのかと疑ってしまう。

携帯電話が普及して、個人が自宅からかける電話も減っているようだし、パソコンのメールを使うと市内料金で済む。大量に使う企業の顧客獲得を、大きな目的としているのならば、大々的なCM・新聞広告でどれだけの効果があるのか、それだけ宣伝費にお金をかけるなら、電話料金を安くして欲しいと思った。