お薬手帳

何気なく読んでいた雑誌に、「お薬手帳」は無料ではなく、診療報酬15点、医療費負担が3割の人で45円となる、と書かれていた。私自身はいたって健康で、ここ数年はほとんど病院にも行っていないため「お薬手帳」は持っていない。しかし、雑感担当者は2年前に通院した際に、処方してもらった薬局でもらったものがある。

タダでもらった便利な手帳かと思っていたのに、知らないあいだにお金を取られていたのかと思うと、騙された気分だ。とりあえずはもらった薬局に電話をして、「お薬手帳はいくらですか?」と聞いてみた。そうすると「無料で配布をしています。」との返事だった。

そもそも「お薬手帳」は、誰が決めていつから始まったのかも知らない。少し調べてみると、平成10〜11年頃に厚生省(現 厚生労働省)の通知で、平成11〜12年あたりから配布されていたようだ。ニュースでやっていたのかもしれないが、全く記憶にない。結局、よく分からない「お薬手帳」ではあるが、どこかでお金は払っているようだ。

この手帳の大きさは保険証にあわせたものらしいが、保険証はカード式に移行している。まだ持っていない自分が心配するのもおかしいが、大きさが違うと持参するのを忘れそうな気がする。