フジッコ

イズミヤでの買い物は、ほとんどが1Fの食料品売場だけの事が多い。先日、久しぶりに1Fをウロウロしながら涼んでいると、夏向け商品(冷水筒・カキ氷器など)の横で、カスピ海ヨーグルト専用のパックを見つけた。目盛が付いて上蓋には空気が通るような工夫がされていた。

カスピ海ヨーグルトは、以前の独り言にも書いたが、一度いただいたことがあるのだが、うまく育てられずにダメにしてしまった。その時は、こんなパックは売っていなかった。何でも考えようによっては商品になるものなんだなぁと思い、買いもしないのにパックを手にとって見てきた。

パックは2種類あったが、いずれもカスピ海ヨーグルトの種菌は付いていないと明記されている。高い位置に A4 の紙が貼られていて、カスピ海ヨーグルトの菌は人から譲ってもらうか、「食の安全と健康ネットワーク」から購入などと書かれている。そして「フジッコ」のHPにも載っているとあった。

その紙は高い位置にあったので細かい所まで見えなかったが、どうして「フジッコ」なんだろうかと思いながら家に戻って調べてみた。HPの中にカスピ海ヨーグルト相談室というコーナーがあり、京都大学名誉教授と非営利団体である「食の安全と健康ネットワーク」からの依頼で、種菌の製造・発送を行っているようだ。また前にブームになった時には、どんな種類の菌が入っているのか調査中だったが、ここには種類や安全性も明記されていた。

「フジッコ」は、お豆さん・佃煮昆布のイメージが強いが、デザート商品も売っている。思い出してみると、ヨーグルトに入れて食べるためアロエやナタデココは買ったこともあった。商品の幅を広げているのだろうが、どうしても「フジッコのおま〜めさん♪」の印象が強い。