少し前のお買物日記に、”ゴマすり器” を買ったことを書いた。その後も、毎日お味噌汁にゴマをすって入れている。それが習慣となっているし、きっと体には良いはずだ。もう理由も効果も分からなくていいと思っていたら、『あるある大辞典%uE285A1』で若返りのテーマで、ゴマを摂取するという内容を放送していた。とりあえずは、一日にどれくらい食べたらいいのか、この点を知りたかった。そして効果は、何と若返りで肝臓を元気にするものらしい。もう真剣に見入ってしまった。一日の摂取は大さじ1〜2杯、ゴマは炒ってからすったものが良いという事だった。
次の日、これまで通りゴマすり器で8回まわし、どのくらいの量なのかを調べてみたら、大さじ半分程度だった。そうすると少なくても、今までの倍は摂る必要がある。お味噌汁に入れるだけでなく、他のおかずにも使うようにすると、大さじ2杯くらいは摂れるだろう。こうなると、せっかく買ったばかりのゴマすり器ではあるが、まとめてすり鉢ですってビンにでも詰めておいた方がよさそうだ。
買い置きしてあったゴマは”いりゴマ”なので、あとはするだけだ。もう何年も使っていなかったすり鉢とすりごぎを棚の奥から取り出してみると、我家のすりごぎは適当に買ったものなので、とても短くて使いにくいものだったということを思い出した。だから、ゴマすり器を買ってからは、すり鉢&すりこぎを使うこともないだろうと思っていたので、棚の整理をする度に捨てようかと迷い、結局は捨てきれずに元に戻すということを繰り返していた。
すり鉢&すりこぎを捨てなくて良かったと思いながら、短いすりごぎでゴマ1袋分をまとめてすった。しかし、今度はゴマすり器の出番がない。それでも、またいつかきっと使うこともあるだろうと信じて、そっと引き出しにしまったのだった。