毛穴パック

長い間、ビオレの毛穴パックを使っていた。

いつも他のお店よりも安い薬局で特売があり、更に安く売っていたので、3箱レジへ持って行った。その時、レジの女性に「お客様がお使いですか?」聞かれ、「はい、そうです。」と答えた。

「あの・・・どの位の頻度でお使いですか?・・・これは新陳代謝の活発なお若い方が使うもので、ある程度の年齢の方は、皮膚に負荷がかかりますので、あまりお使いにならない方が・・・。」

返す言葉が見つからなかった。しかし売れると分かっているのに、声をかけてくれたのだから感謝しなければいけないのだろう。戻してもいいかと尋ねると、「はい、どうぞ・・・。」と言ってくれた。

週に一度くらい定期的に使っていた。毛穴の汚れを取るだけでなく、乾きやすい日は「今日は乾燥しているのかな?」とか、夏の暑い日は乾きが悪く「今日は湿気が多いなぁ・・」など言いながら続けていた習慣だった。

知らなかったとはいえ、あとで思うと恥かしかった。