閉店セール

先日、ヤマタケ千里丘店の閉店売りつくしセールのチラシが入っていた。まさか閉店するとは思っていなかったので、とても驚いた。千里丘に引っ越して来てすぐに、家の中の細々したものを何度も買いに行ったし、頻繁に買い物に行っていた訳ではないが、月に一度位はお店に通っていたような気がする。

チラシでは店内の商品が50%引・30%引となっていたので、前から欲しかった大き目のお鍋でも買っておこうかと思って行ってみた。お店の前には自転車が並び、お客さんもたくさん買い物をしていた。店内を3周くらいすると、お目当てのお鍋の他にも、アイロン台やら、事務用品やら、洗剤、ビデオテープと、そのうち欲しいと思っていたものや買っておけば絶対使うもの、安いから買っておこうなど予想以上に買い物をしてしまった。

レジには同じように、商品をたくさん持った人が並んでいたので、しばらく順番を待った。最後の最後になって、お客さんがたくさん入るなら、閉店しなければいいのにと何度か思ったことがあるが、今回も同じ事を考えながら順番を待った。

レジでは店員さんが、チラシに載っていた商品の分類をすべて覚えているようで、これは特売価格、これは半額だから暗算していくら、これは30%引きですからと電卓で計算をしてからいくらです、と会計をしてくれた。その場で商品の価格を計算するため、30%引きは電卓を使っているが、50%引きは暗算ではすぐに計算できないものは、ちょっとおまけして半額以下にしてくれた。

レジをフル回転で担当している女性の店員さんは、「社長〜、岸部店へ行って○○を持って来てください〜。」と完全に仕切っていた。お店が閉店になると、従業員は配置転換や悪ければ解雇されると思うが、この女性の店員さんなら、どこでもしっかりやっていけそうな気がした。

閉店までまだ数日あるので、また何度か通い、お店の中をグルグル回って、掘り出しものを捜しに行こうと思っている。