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2005年10月

阪神大敗の余波 阪神大敗の余波

  見事な負けっぷりで日本シリーズで一勝もできなかった阪神だが、いろいろな店が様々なこじつけでセールをやっている。 『応援感謝セール』 これはある程度は納得できる。 みんな一生懸命に応援していたのだから、その応援に感謝するべきだ。 『感動をありがとうセール』 ・・・これは納得できない。 確かに気持ち良いくらいの負けっぷりだったが、別に感動はしなかった。

  以前の雑感に書いたようにロッテという球団、特にファンに対する姿勢には好感を持っていたので負けても悔しさは少ない。 むしろロッテの選手やファンに対して 「良かったね」 と言ってあげたい気分だ。 来年からもチーム、ファンが一体となってパ・リーグを盛り上げていただきたいものである。

  噂には聞いていたが、ロッテファンは本当に統率がとれていてマナーも良い。 優勝を喜ぶ姿をテレビ中継していた際にも、カメラに向って押し寄せてくる人波をリーダー格の人が押さえたり注意したりしていた。 そして割と素直に指示に従い、カメラの前のレポーターが揉みくちゃにされることはなかった。 31年ぶりの優勝だったのに街で暴れたり、ドブ川に飛び込むバカもいなかった。

  それに引き替え阪神ファンのマナーの悪さは目に余るものがある。 試合に負けたからといって売店の看板を破壊したり、球場内で乱闘騒ぎをおこして逮捕されたりと散々だ。 何度も何度も書いているように、純粋に阪神を応援しているファンの姿を見るのは楽しいが、暴走するバカのことなど見聞きしても楽しくない。 関西に住むものに恥ずかしい思いをさせないで頂きたいものである。

  それでも四連敗して阪神の ”聖地” 甲子園で敵チームの胴上げとなってしまったが、栄誉を称えて観客席の阪神ファンも拍手をしていたので少しだけ救われた気持になった。 やればできるのだから、最初から良い子にしていてくれれば嬉しい。 ファンの数が多すぎて統制は難しいのかもしれないが、来年からは応援団も組織的に対策を講じた方が良いのではないだろうか。

  それにしてもロッテは強かった。 パ・リーグとしては少々問題も残るプレーオフ制だが、緊張感と勢いを維持したまま日本シリーズを迎えられるので精神的には有利に働くだろう。 セ・リーグの球団はリーグ優勝が決まってから日本シリーズが始まるまでの長い期間をどうやって過ごし、モチベーションを維持するかが来年以降も課題になるに違いない。

  パ・リーグとは言え、プレーオフのテレビ中継で視聴率も悪くなかったし、観客も多く動員できることが証明されたのだから、セ・リーグでもプレーオフ制を取り入れたらどうだろう。 そして、事実上のリーグ優勝チーム、今回であればソフトバンクはそのままリーグ優勝と確定し、日本シリーズへの参加資格があるのが上位 3チーム。 日本シリーズ優勝は別物として扱ったらどうだろう。

  冒頭に書いたように店ではセールを実施しているが、今ひとつ盛り上がりに欠ける。 11月には優勝パレードもあるが、やはり若干の寂しさが残る。 全国的にロッテ製品が安く売られているようだが、関西地区で売り上げを伸ばすことはできるだろうか。

  ロッテのチョコレートやガムを買っているところを性質 (たち) の悪い阪神ファンに見られて文句を言われないだろうか。 それだけが、ちょっと心配だったりする。

2005 / 10 / 29 (土) ¦ 固定リンク

類似 II 類似 II

  テレビ業界は新番組の時期を迎え、今は各局ともスペシャル番組だらけである。 それにしても今は 『なぞなぞ』 と言ったら良いのか、『とんち』 と言ったら良いのか、その手の頭の体操的な内容か、誰もが分かる常識クイズ的な内容ばかりだ。

  『なぞなぞ的』 な番組には自分もカチカチの頭になっているので喜んで参加していたが、こうも同じような番組ばかりだと飽きてしまう。 常識クイズ的な番組も最初は芸能人の無能ぶりを見て大笑いしていたが、どのチャンネルでも同じような内容ばかりなので飽きてしまう。 どうしてヒット番組が生まれると良く言えば追随、悪く言えば安易なパクリで番組を作ってしまうのだろう。

  報道系番組がヒットすれば各局とも追随、モノマネ番組がヒットすれば追随、プロ野球の珍プレー好プレーがヒットすれば追随、大食い・早食いで追随、NG集で追随、占いで追随と、数え上げればきりがない。 他局のマネをして安易な番組作りをしているくせに視聴率の低下を嘆き、インターネットの普及を敵視する。 いわく、「パソコンに向っている時間がテレビから視聴者を奪っている」 という論調だ。

  自助努力を怠っておきながら、随分と勝手な言い草である。 「ネットの普及とファイル交換の悪影響で CD の販売が落ち込んだ」 などとバカな論法で吠えていたレコード業界と大差はない。 ラップやヒップホップ系の曲が流行ると雨後の筍のように同じようなアーティストを引っ張り出してきて同じような CD を発売し、ブラック系の曲が流行ればそればかり。 どれを聴いても同じだったら誰が CD を買うか!

  テレビゲームも同様で、あるジャンルのゲームにヒット作が出れば、それ以降に発売されるゲームは同じようなものばかり。 ゲーム販売の不振を少子化が原因としているメーカーばかりだが、単にそれだけではあるまい。 ゲームをするのは子供ばかりでなく、高校生や大学生、社会人、自分のようなオッサンでさえゲームをするのだからゲーム人口の減少は少子化と単純にリンクしないはずである。

  少子化の影響をモロに受けるベビー用品業界は確かに大変そうだ。『紙おむつ』 のメーカーがペット用品を発売したり、離乳食メーカーがペットフードを発売したりするのは当然の流れかもしれない。 なにせ出生数が 120万人に対してペット数は 200万匹以上とも言われているので市場規模はペット業界の方がはるかに大きく、出生数が減少の一途を辿っているのに対し、ペット所有率は年々増加している。

  米国世帯の 55%が犬か猫を飼っているのに対して日本のペット所有率は 30%を超えたところであるから、単純計算で 350万匹程度まで増加すると予想されているし、高齢化社会が進むとペット所有率が増えるという報告もあることから、ペット関連はまだまだ成長産業というわけだ。

  それでも各メーカーが競ってペット業界に参入し、参入を急ぐあまりに他社と同じような商品を投入するのであれば、目新しさや特長を打ち出すことができずに価格だけの勝負になってしまい、結局は体力の奪い合いになるだけのような気がする。 確かに画期的な商品を開発するということは並大抵のことではないというのは重々承知しているが、類似品ばかり作っていても無益な戦いにしかならないと思う。

  世の中には物が溢れ、かつてのテレビや電子レンジのように発明に近いような新商品は生まれにくくなっている。 我々消費者も自分にとって必要なものしか買わなくなっている。 流行に踊らされることはなく、自分の好きな音楽しか聴かなくなってきている。 自分好みで共感できるテレビしか観ることがなくなっている。 こんな時代に大衆を相手にするのは大変なことだろう。

  『個の時代』 と言われる現代では、少しでも流行の兆しがみえると短期間に類似品を作ってブームに乗っかるのが一番確実な方法かもしれない。 ただし、それでは先駆者が可哀想だし、先行投資がなされない傾向が強まってしまう危険性をはらんでいる。

  そして文化、文明が足踏みを始め、時代が先に進まなくなっていくような気がする。

2005 / 10 / 22 (土) ¦ 固定リンク

類似 類似

  世の中、何か流行したり人気がでると、すぐに類似したものが登場する。 シャープが ”水で焼く” スチームオーブンを発売して人気が出ると、すぐに他社からも同じような機能を持つ商品が発売された。我々消費者にとってはメーカーが競争してくれた方が商品が多機能化し、低価格化が進むので嬉しいことではあるが、後追いされた企業はたまったものではないだろう。

  何年、何カ月も莫大な費用と人員をつぎ込んで研究開発し、これまた莫大な費用をかけて使い方の提案から宣伝広告を展開し、やっとの思いで新しい市場を切り開いて道をつけたと思ったら、その道を他社が走ってくるわけである。 苦労して切り開いた道を他社が開拓や整地を必要とせずに進んでくるのを見るのは決して愉快なことではないだろう。

  今は飽和状態に近くなってしまったが、コンビニも同じで、セブンイレブンが日本で初めて開業し、その規模を拡大して儲かる業態になったら次から次へとコンビニができあがる。ハンバーガーもマクドナルドを起点として次から次へと展開された。 ドーナッツだけがミスタードーナッツ 1社の独占状態になっているのが不思議なくらいである。

  ブランドも同様で、名前の頭や後ろに VALENTINO(ヴァレンチノ)を付与しただけの怪しげなブランドが数多くあるし、POLO(ポロ)なども同様である。 一部でも名前を変えたり他の単語を組み合わせているのは、まだ ”良心的” なくらいで、中国や韓国では偽ブランド品が大量に作られている。 誰が偽物など買うのだろうと思うが、大量に供給されているところをみると、それなりの需要があるのだろう。

  ブランド品から日本製オートバイ、自動車、家電製品に至るまで何でも偽物を作る中国だが、今が旬の上海蟹(しゃんはいがに)の偽物に頭を悩ませているというのだから笑いが止まらない。 偽物が安い価格で横行しているものだから本物の上海蟹の価格まで暴落しているそうだ。 偽物がいかに迷惑になるかということを思い知って、それを機会に偽者の製造を止めたら良いと思うのだが。

  数日前の話しになるが、当サイトの周辺情報で地図情報として利用しているマピオン社から警告の e-mail が送信されてきた。 丁寧な文章ではあったものの、直訳すれば 「なにを勝手にリンクしてくれとんねん。個人運営ならまぁしゃあないけど、金儲け目的ならうちにも金はろうてや」 という内容だった。 こんなローカルなサイトをわざわざ見つけ出したとは思えないので誰かが密告してくれたのだろう。

  マピオン社に対しては丁寧に返信しておいたが、その内容を直訳すると 「トップページの広告以外、金なんかもろうてへんわい!ごちゃごちゃ言うんやったら他の地図情報サイトに乗り換えるで!」 ということになる。 すぐに返信がきて使用しても差し支えないということになったが、この時ほど類似のサービスがあって良かったと思ったことはない。

  地図情報をネットで提供しているのがマピオン社だけで選択の余地がなかった場合、金で解決するか地図情報の掲載を中止するしかなかっただろう。 類似のサービスがあるからこそ乗り換えも検討できるし、マピオン社にとっても他社に乗り換えられてアクセス数が減るよりも放置しておいた方がマシという判断に至ったのだろう。

  偽物とはまったく異なる話だが、『三菱鉛筆』 は三菱グループとは関係のない会社なのだという。 三菱という名前、マーク (社紋) も赤いスリーダイヤで同じなので、てっきり同じ ”親” を持つグループだと思っていたのだが、縁もゆかりもないということなので驚いてしまった。 三菱鉛筆は 『1887年、眞崎仁六が創設した「眞崎鉛筆製造所」が前身となった。』 会社で、赤いスリーダイヤのマークはこちらが先に登録したのだそうである。

  そのことを初めて知ったとき、へえ〜ボタンを 132回くらい押したい気持を抑えることができなかったりしたのであった。

2005 / 10 / 15 (土) ¦ 固定リンク

環境破壊 環境破壊

  原油先物取引の価格が高値を維持したままだ。 産油国である中東情勢の不安、アメリカを襲ったハリケーンの影響、BRIC's と呼ばれるブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の台頭で石油製品の需要が爆発的に広がっていることなどが理由として挙げられているが、実際にはマネーゲームによる投機的な要素が強いようだ。

  確かに 2010年に向けて石油の需要は大きく広がるが、現時点においての需要と供給のバランスは保たれており、供給不足には至っていない。 その証拠に原産国間での話し合いで 「供給は足りているので増産の必要性はない」 という結論になった。 つまり、金儲けをしたい ”誰か” が 「足りなくなるぞ〜」 と言いふらして価格を吊り上げているだけの話しだ。

  ただし、それは現時点における話であって、将来的に石油関連製品が不足するのは避けられないだろう。 限りある資源を使っているのだから、いつか枯渇することは厳然たる事実だ。 中東の油田はあと 30年くらいで枯渇するだろう。 しかし、中国、ロシアの油田もあるしメキシコでも新たな油田が発掘されたので我々が生きている間になくなってしまうことはなさそうだ。

  アメリカではガソリンが高騰しているため、ハイブリッド車への注目が高まっているらしい。 ハリウッドスターがアカデミー賞の会場にハイブリッド車で乗り付け、「私は環境に配慮しているんですよ」 とアピールしたのも注目が集まっている一因だろう。 たとえそれが単なるポーズであったとしても、それで多くの人が環境について考える機会になるとしたら評価されるべきことである。

  日本人は過去に二度の石油危機を経験し、省エネに対してはヨーロッパに次いで関心が高い。 家電製品も一年で電気代がどれだけ得かを競ったりして 『省エネ No.1』 を謳う製品が多い。 あまりにも 『省エネ No.1』 製品ばかりなので、どれが本当に No.1 なのか分からないくらいだ。 封切りする映画の CM で、どれもこれも 『興行収入 全米 No.1!』 と謳っているのと大差はない。

  国を挙げて温暖化防止や環境問題に取り組んでいるのだからエアコン、冷蔵庫、洗濯機など、それぞれの分類の中で本当の 『省エネ No.1』 製品はどれなのか、国が責任を持って審査したら良いと思うのだが、家電メーカーの売り上げを左右してしまう可能性もあるので国が関与するのは好ましくないのだろうか。 メーカー独自の審査で No.1 と言い張るより信頼性が高いと思うだが。

  節電、節水などの省エネには関心が高い日本人だが、ゴミに対しては関心が高いとは言えない。 最近でこそプラスチック製品やペットボトル、紙パックなどのリサイクルに取り組んでいるが、どれほどの人が関心を持って分別に取り組んでいるだろう。

  何せ大阪は日本一マナーの悪い土地柄である。USJ と間違われるゴミ焼却施設も、その可愛らしい外見とは裏腹に日本最高の処理能力を持つ。 大阪市民は何度呼びかけても、いくら啓蒙活動を行おうとゴミの分別をしてくれないらしい。 そこで 、「ほんなら何でも燃やしたろやないかい」 と登場したのがその施設だ。ダイオキシンの発生も排ガス中濃度を 0.1ナノグラム以下にしているとのことだ。

  誰もが面倒だと思い、利己主義的にゴミや排ガスを出し続け、これ以上の環境破壊が進んだら地球はどうなってしまうのだろう。 温暖化の影響からか、過去最大勢力の台風やハリケーンが発生したりしている。これは地球からの警告と見なした方が良いのではないだろうか。 何でも江戸時代は現在より 7度も気温が低かったのだという。 真夏でも 27-8度といったところか。

  この空気の汚れ。 水質汚染。 農薬の使用。 化学薬品、添加物の増大。 それらに徐々に慣らされてきた我々は生きられる環境であるが、江戸時代の人がタイムスリップして現在に現れたら一週間も生きていられないかもしれない・・・。

2005 / 10 / 08 (土) ¦ 固定リンク

阪神優勝の余韻 2005 阪神優勝の余韻 2005

  阪神タイガースが 2年ぶりにリーグ優勝した。 生粋のタイガースファンは本当に嬉しそうだし、大暴れするバカは相変わらずバカのままだ。 2003年に優勝した時も雑感に書いたが、当時と決定的に違うのは在宅勤務になったため、街の様子が分からないことである。 バカ騒ぎして大暴れするアホの存在は無視するとして、本当にタイガースが好きで心から応援している人たちの喜びは一入であろう。

  以前の雑感に 『阪神ファンのファンがいる』 と書き、『自分もまったくそれに当てはまる』 と書いたら、このページの末尾に 「クレームなどはお受けいたしかねます・・・」 と断わっているのにも関わらず、ある店の店主さんから 「迷惑をこうむっている身にもなってみろ」 という主旨の e-mail が送られてきたが、何度も何度も書いているとおり、バカ騒ぎしたり暴れたりする奴を肯定などしていない。

  店にだって客を選ぶ権利は多少はあるはずなのだから迷惑なお客さんには帰っていただくか、はっきりと迷惑だと伝えたら良いのではないだろうか。 それで、そのお客さんの足が遠のくのであれば諦めれば良いし、客を失いたくないのであれば我慢すれば良い話である。 当サイトにクレームの e-mail を送信するのは筋違いなので今年は送ってこないでいただきたいものである。

  話を元に戻せば阪神ファンの心理というのは複雑なものである。 今回の優勝も嬉しいのは嬉しいらしいのだが、強すぎる阪神に戸惑いを覚えているのも事実らしい。 テレビのインタビューを受けて 「弱い阪神を応援するのが楽しみだったのに」 とか 「こんなにすぐに優勝したら応援のしがいがない」 などと応えている人が何人もいた。

  もちろん、その声がすべてではなく、毎年でも優勝してほしいと願っているファンもいることだろうが、他球団のファンから虐げられるのを耐えて応援するマゾヒスト的な人や弱い球団を守ってあげたい母性や父性の持ち主が多いのかもしれない。

  そういう人が好きというわけではないのだが、試合展開に一喜一憂している阪神ファン。 試合に勝った日は、なかなか球場を後にせず、いつまでもスタンドで盛り上がっている阪神ファン。 子供や赤ちゃんにまで阪神カラーのハチマキをして家族が一丸となって応援している阪神ファン。 シャレの効いたプラカードを掲げて応援する阪神ファン。 そんな人たちを見ているのは楽しい。

  岡田監督も話していた 『2003年の忘れ物』。 パ・リーグ覇者を打ち破っての日本一に向けて、選手やスタッフはもちろん、阪神ファンも一丸となって突き進んでいくのであろう。 そして、自分はその一生懸命な姿をテレビで観ながら試合に勝利すれば 「良かったね」 と、負けてしまったら 「残念だったね」 と言っているのであろう。

  今年こそは日本一になって、真の阪神ファンが狂喜乱舞する姿を見せていただきたいものである。

2005 / 10 / 01 (土) ¦ 固定リンク

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