際限なく丸まってきてる件

やはり空気が美味しいからか、それとも水が合っているのが原因なのか・・・北海道に帰ってきてからというもの、食べ物が美味しいものだからついついバクバクと食べてしまい、太った自覚はあったのだが実際に計測してみると、以前のバランスボール生活での最終計測日と比較して 8kg も増加しているではないか!

慌ててチェックしてみたところ、BMI指数=23、肥満度=4%と、どちらも標準という結果で少し安心したが、このまま際限なくコロコロに丸まってしまえば心臓やらヒザやらに負担がかかったりして大変なことになってしまうのではないだろうかという一抹の不安が胸をよぎる。

そもそもどうして太りだしたのか、その原因を突き止めなければ体重のコントロールは非常に困難を極めるのではないかと思うに至り、あれこれ心当たりを一つずつ吟味することにしてみた。

まず最初に考えられるのは、入院していた 『お買い物日記』 担当者と行動を共にして 08/21 から 09/16 までの 26日間、毎朝の散歩もしなければ例の体操もせず、極度の運動不足になっていたことに加えて普段は多くを口にしない肉やら油物がたっぷり含まれたコンビニ弁当を主食としていたために、生活のリズムと栄養のバランスが崩壊してしまったことだ。

しかし、この一時的な要因は解消され、通常の生活に戻って二カ月が経過しようとしているので、今でも体重が増加傾向にあることの理由にはならない。

次に考えられるのが大阪で続けていたバランスボール生活を北海道への引越しを機に止めてしまったことだが、最終計測日のデータでは開始前から 1.7kg しか減っていないので、それほど大きな効果があったとも思えず、今ここで復活させたからといって体重が減少傾向に転じるなどという過度な期待は抱かないほうが賢明である。

そして次に考えられるのは冒頭にも書いたように、とにかく北海道の食べ物、食材が罪なくらい美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまうという点だったが、引っ越してきてから 9カ月が経過しようとしている今となっては北海道食材にテンションが上がりまくることもなくなり、食べる量は大阪に住んでいた頃と大きな違いはないものと思われる。

最後に思い当たるのは以前の雑感でも触れているように 07/28 から禁煙していることだ。

禁煙すると 「食べ物が美味しく感じるので食べ過ぎてしまう」 とか、「喫煙の欲求をごまかすために何か食べ物を口に入れてしまう」 などの理由から 『禁煙太り』 すると言われるが、北海道に帰ってきたときから食べ物が美味しくて食べまくっていたので、それは自分に該当しない。

しかし、原因はそれだけではなく、ニコチンの抗肥満作用が禁煙によって解除されることと、身体がニコチンやタールを解毒する必要がなくなり、必然的に今までよりもエネルギーの消費が少なくなるので 60%くらいの人が太ってしまうものらしい。

つまりは禁煙をやめて再び喫煙すれば体重が減るものと推測され、これはちょっと魅力的ではないかと心が揺らがないでもないが、せっかく始めて今日まで 110日間も続けることができている禁煙なのだから体重の増加くらいで中止するのは愚かな行為であろうし、ましてや 『太りぎみ』 とか 『太りすぎ』 になっている訳でもないのだからここでの中止は愚の骨頂である。

そして、禁煙による体重の増加は一時的なものであり、時間の経過とともに自分の適性体重に落ち着いていくものらしいので、今が禁煙太りだとしても放っておけば元に戻るものらしい。

べつに太っていようが痩せていようが気にする性格ではないし、このまま際限なく丸まり続けて病気になったり心臓やヒザに負担がかかったりすることもないのだとすれば、禁煙に体が慣れて勝手に適正体重に戻るのを待つことにしようと思う。