インド洋で続けられている給油活動の延長をめぐって自民党と野党、衆議院と参議院でのつばぜり合いが激しさを増している。
憲法第 9条によって国際紛争を解決する手段として武力行使をしてはならないが、給油された燃料がアフガニスタン対テロ対策ではなく、イラク戦争に使われている可能性を指摘して民主党などは反対している。
憲法を遵守すべきなのは間違いないが、テロ対策のために世界各国から必要とされているのも間違いないことだ。
日本の立場としてはイラク戦争に使われていないことを盲目的にでも信じて給油を続けるべきではないかと思う。
飢えた人を救おうとして支援した米が、結果的に将軍様や軍幹部を肥やすだけだといって、北への支援を中止して餓死する人を見捨てることができるのか。
そのあたりを民主党を代表とする野党、とくにアドリブすら棒読みになってしまう社民党党首の福島瑞穂氏あたりに聞いてみたい。