今朝の独り言に季節はずれのセミのことを書いたが、この暑さにつられたようで、近所でもセミの鳴き声が聞こえた。
いずれのセミも伴侶を見つけられないまま天寿を全うしそうだ。
だったら散歩コースのセミと、近所のセミが出会えば良いのではないかと考えたりしていたのだが、鳴いていると言うことは双方ともオスなのだろう。
同性愛セミでもない限りは、どうやっても幸せをつかめそうにない。
今日は午後からのお客さんに備えて、朝から気合を入れて掃除をした。
と言っても掃除は普通で、出しっぱなしにしているものや、あちこち散らかっているものを片付けたり隠したり 
無事にお客様を送り出し、隠していたものを出して来たら、やっぱり元通り、散らかった状態になった。
本当に、一度気合を入れて片付けなければ 
今朝は一匹の犬ともすれ違わないという寂しい散歩になってしまった。
もちろん外で飼われている犬には会うが、いつも同じ時間に散歩している顔なじみの犬が一匹もいない。
みんな寝坊してしまったのだろうか。
そう言えば、散歩中にセミの声を聞いた。
こんな時期にノコノコと土から出てくるなど、どれだけ寝坊すれば気が済むのかと問い詰めたくなるほどであるが、周りに誰もいないことを知り、底知れぬ絶望感にさいなまれながら死期を迎えるであろうことを想像すると、少し可哀想に思ったりもするものである。