大阪府摂津市JR千里丘駅周辺密着情報!!

雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

トップページ
2006年 3月

日本人の悪い癖 二癖目 日本人の悪い癖 二癖目

  WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が優勝し、世界一となった。 3/22 の独り言にも書いたように、もの凄い視聴率を叩き出したらしいので、多くの人がテレビの前で応援していたことをうかがわせる。 2/25 の雑感に書いたが、WBC を 「楽しんでくる」 とか 「楽しかった」 などと言わないところが頼もしくもあり、力強くてコメントを聞いていても気持ち良かった。

  熱しやすく冷めやすい国民性の日本人であるがゆえ、いよいよ開幕するプロ野球の人気まで高まるかは微妙なところではあるが、少なくとも今まで野球を観なかった人にも興味を持ってもらえたのは大きな功績と言えよう。 そして、立派に戦い抜いた選手や監督、スタッフの方々には心から御礼を言い、敬意を表したい。

  日本人の悪い癖として、スター選手にばかり注目が集まる。 チームを優勝に導いた王監督、チームを強烈なリーダーシップで引っ張ったイチロー、代打ホームランで勢いを引き込んでくれた福留などに注目が集まるのは当然だが、試合への出場機会には恵まれなかったものの、影でチームを支えた選手、スタッフも大勢いたはずだ。

  そして、個人的にはメジャーから参加してくれた大塚選手に最大の賛辞を送りたい。 彼の日本代表入りが内定した後にレンジャーズへの移籍が決定してしまい、新天地で自らの存在をアピールする必要もあったが、球団を説得してまで日の丸をつけてくれた。 自分のポジションを守るためや調整が不安などという理由で代表入りを辞退した奴らとは心意気が違う。

  あの韓国戦、そして最後のキューバ戦で最後のバッターを三振にとり、その頼もしい雄姿を見せてくれたのに日本のメディアでの取り上げ方は地味であり、どうしてもスター選手の露出度が多くなってしまう。 大会が終わり、大塚選手は一人エコノミークラスの飛行機に乗ってアリゾナに向かったらしいが、そんな彼を応援してあげたい。

  イチロー、松井、井口などに加えて、今年は城島も日本人初のキャッチャーとしてメジャーに移籍したので、そちらにばかり注目が集まって大塚選手の情報は多くはないだろうが、ネットを駆使して情報を収集し、活躍することを陰ながら応援しようと思っている。

  日本中が湧きに湧いた WBC だったが、このお祭り騒ぎもすぐに沈静化してしまうのだろう。 良く言えば切り替えが早いということかもしれないが、野球人気の復活にまで至らないのであれば少し寂しい。 今は注目が集まっているカーリングだが、4年後のオリンピックまで人気が持続するか分かったものではない。

  日本人がブームに流されずに個々のスポーツを楽しむ文化が根付くには、まだまだ何十年もかかりそうな気がする。

2006 / 03 / 25 (土) ¦ 固定リンク

マサルノコト scene 3 マサルノコト scene 3

3月 8日の夜。 『明けましておめでとうございます』 という E-mail が届いた。 迷惑メールかと思って送信元を確認すると、それはマサルからのものだ。 (3月だというのに何がおめでとうじゃ!) と思いながらもメールを開いたが、件名とは何の関係もない本文。 内心ムカムカしながらも、ネットに関する質問だったので一応は回答しておいた。

  独り言にも書いたが、11日の夜にマサルからの電話があり、久々に長電話をした。 特に重要な話しがあった訳ではないが、年に一度くらいの割で電話をし、その度に長電話になってしまう。 近況報告といっても 「どうだ?」 「まあな」 の一言で終わり、それからは延々とくだらない話をして笑い転げる。 そして、実のない話に終始してお互いに疲れきったところで電話が切れる。

  電話に関しては前回の雑感にも書いた通り、いろいろなことをして遊んだものだ。 話すことがなくなったら切れば良さそうなものだが、若い頃はヒマを持て余していたので互いに切ろうとしない。 しまいには何も話さず同じテレビを観てお互いにブツブツ言っているだけだったこともある。

  もっとヒマになってくると、新聞のテレビ番組欄に載っている出演者の名前を読み上げ、それが何の番組なのかを当てる遊びもしたことがある。 問題を出し合い、短い時間で当てた方が勝ちなのだが、それも長い時間は続かずに飽きてしまい、電話をしているくせに 「何か面白いことはねーのか」 などと文句を言っていたものである。

  マサルが購入した電話機には留守番電話機能も搭載されており、標準で流れる味気のないメッセージではつまらないと言うことで、留守電メッセージに凝ったことがある。 とは言ってもマサルが一方的に自分を楽しませるために録音してくれたものではあるのだが、信じられないくらい多くの種類のメッセージがあった。 しかし、今ではその大半を忘れてしまっている。

  それでも強く印象に残っているのは・・・ 「ただいまプロレス観戦に出かけています。」 というメッセージとともにプロレス会場らしき声援が後ろで流れている。 「5分経ったらおかけ直しください」 というメッセージの後に会場アナウンスの 「試合開始 5分経過〜5分経過〜」 という声が聞こえるものである。 自分はネタだと分かっているので良いが、マサルの母君は本当に 5分後に電話してきたそうだ。

  さらに強い印象があったのは、今の子ブッシュではなく親ブッシュ大統領時代、1991年の『湾岸戦争』 当時の留守電で、「今、私はイラクに来ているため電話に出ることができません」 とういうメッセージの後ろでは銃撃戦の音や戦車の走る音がしている。 「御用のある方は、ビーという音の後に・・・」 と言ったところで大きな爆発音が轟き、マサルの 「うわぁ〜!!」 という絶叫で終わるものだった。

  ネタを考え、効果音まで入れてメッセージを録音するのは大変だったろうが、自分はと言えば 「そろそろ飽きたから他のにしてくれ」 という一言を留守電に入れたりしている我ままな奴だったりするのである。 それでも一年間くらいは様々なネタで楽しませてくれたマサルなのであった。

  話を 11日の電話に戻せば、散々くだらない話をした後で 「何があけましておめでとうじゃ!」 と文句を言い、「来年からお前になんか出してやらないからな」 と言い添えると、「配達される年賀状が年々減って 10枚を下回りそうだからやめないで」 とすがってくる。

  とりあえずは 「うるさい!」 と言って電話を切ってやったが、今年の年末もマサル宛の年賀状を書くことになるだろう。

2006 / 03 / 18 (土) ¦ 固定リンク

秘密計画 秘密計画

  1/14 の独り言で初めて触れた秘密計画だが、約二カ月の期間を要して実行段階に移せる状況になってきた。 誰も気にしていないかもしれないが、サイト運営者にとっては大きな決断と大きな労力を要する計画だった。 それだけに作業が無事に完了することが見えてきた今、ある程度の充実感を得ているのと同時に実行への不安とも戦っている。

  その計画とは、サイトのリニューアルとドメイン、サーバの移管を同時に進める壮大なものである。

■ ドメイン変更
  ますはドメインの変更だが、単純には URL(ホームページアドレス) が変更になることを意味する。 現在使用している takadono.com は千里丘の周辺情報を掲載しているページと何の整合性も感じられないため、新しく senrioka-info.net というドメインを取得した。 近日中に引越しをする予定なので以降は http://senrioka-info.net/ でなければページを表示できないようになる。

  これが最大のリスクで、今まで当サイトをリンクしてくれていたページからのアクセスが不可能になってしまう。 さらに YAHOO や Google などの検索サイトからのリンクも切れてしまうため、利用して頂いている方たちにご迷惑をおかけしてしまうのとともに、閲覧者の数が極端に減ってしまう可能性も高い。

  それでもドメイン名と Web ページの内容が不整合なまま運営するより、リスクを負ってでも統一感をだした方が良いと判断し、実行に移すことにした訳である。

■ サーバの移管
  現在のサーバは自由がきかないため、『みんなで うさぎ小屋』 で使用している PHP というプラグラムが動作せず、やむなく無料レンタルサーバを借りているが、個人が構築しているサーバであるため接続できないことが多い。 また、掲示板で使用している CGI プログラムも動作しないため、こちらも外部のレンタル掲示板を借りている。

  そして何よりも管理費が高額であり、個人サイトを運営するには高品質すぎるという点がある。 国内でも最高水準の回線速度を誇っているため、確かに速くて過去に障害が発生したこともないが、これほどの品質が必要なのか疑問を感じるところである。

  よって、個人運営のサイトなのだから多少は速度の遅いサーバでも自由にプログラムが動作するものを選択すべきだという判断に基づき、思い切ってサーバも引っ越すことにしたのである。

■ Web ページのリニューアル
  現在のデザインにしたのは 2004年 の 2月であるから丸二年が経過したことになる。 そろそろ飽きてきたこともあるし、ゲームや掲示板をサイト内に取り込むのであれば、それ用のページも作成しなければならないので、「いっそのこと全面的に改装してしまえ!」 ということになった。

  さらに、現在までのサーバはプログラムが動かなかったので 『周辺情報』 にある各店舗のページはすべて用意しなければならなかったのだが、新しいサーバではデータベース化して一元的に管理できるようにした。 そして、各ページからマピオン社の地図にリンクしていたが、少し問題視されたことと地図の精度が今ひとつである理由から Google 社のマップを利用するように書き換えた。

  『管理人の独り言』 や 『お買物日記』、そしてこの 『雑感』 を今流行のブログ形式に変更する。 もちろんトラックバックや投稿の機能もあるのだが、それらの機能は使用せず、今まで通りに一方的に更新するだけなので閲覧する人にとってデザイン以外、何の変化もないことだろう。

■ ・ ・ ・ ・ ・ 。
  そんなこんなで、これが秘密計画の全容なのだが、ご覧頂いている方にとっては大袈裟なものでも何でもなかったりする。 さんざん 『秘密計画』 と触れ回っておいたので、「なぁ〜んだ」 という大きな声と、落胆のため息が聞こえてきそうな気がしないでもない。

2006 / 03 / 11 (土) ¦ 固定リンク

日本人の悪い癖 一癖目 日本人の悪い癖 一癖目

  先週の雑感に少々きついことを書いてしまったが、結局のところ日本人は自己表現が下手なのであろう。 オリンピック開催国に向う前の 「楽しんできます」 はプレッシャーを隠すために使っている場合もあるだろうし、結果が振るわなかった後の 「楽しめました」 は悔しさを隠す言葉なのかも知れない。

  少なからず心情を理解できるとはいえ、さらに日本人は曖昧な表現をすることが多いとはいえ、あまりにも表現力がなさすぎる。 深夜まで起きていて熱心に応援している人だっているのだから、もう少し気の利いたコメントをすべきだと思うし、お世話になった人たちに配慮すべきだと思う。 表現が曖昧であるという日本人の悪い癖に加えて、上手に言葉で表現できないという最近の若者の悪い癖まで上乗せされたら意思の伝達が困難になってしまうではないか。

  日本人の悪い癖といえば、最後に残った食べ物に手を出さないというのもある。 何人かで食事に行き、ひとつの料理を食べた際に最後の一口が残ってしまい、お互いに牽制しあって誰が食べるのか目で探っていたりする。 若い頃に年上の友達と旅行に行った際にも同じような場面になったのだが、その友達は 「はいはい、日本人の悪い癖」 と言いながら最後の一口を食べていた。

  その行動がスッキリしていたので、それからは彼を見習って最後の一口であろうと食べたいものは食べることにしている。 最後の一口が残っている器を持って 「だれか食べたいか?」 と聞き、誰も手を上げなければ食べてしまう。 逆に何人かが手を上げた場合も、これ見よがしに食べてしまい、その料理を追加注文する。 どうせ食べたいのであれば最後の一口を譲り合うより沢山食べた方が良いからだ。

  元同僚でアメリカ人の P は 「頑張って」 と言われるのをひどく嫌っていた。 仕事で彼が中心となって進めることが決まった場合、周りから 「頑張ってね」 と声を掛けられると 「日本人はそうやって責任を押し付けようとする」 と言い、「どうして一緒に頑張ろうと言ってくれないのだ」 と悲しそうな顔をしていた。

  日本人にとって 「頑張ってね」 はエールを送る言葉であるが、文化の違いからか彼はそう受け取ってくれない。 困難な仕事を任された場合、アメリカ人だと 「同情するよ」 とか 「僕で良ければ力になるよ」 などと言うのだろうが、日本人はキザな台詞が苦手なものだから、とりあえずは 「頑張れ」 の一言で片付けようとする。 P にはそれが気に入らないらしい。

  確かに人を馬鹿にする意味でも、見下した言い方をするにしても 「頑張ってね〜」 とか 「せいぜい頑張れよ」 などと使うこともある日本語は、外国人に理解されづらいのかもしれないし、全責任を相手に負わせる意味も含まれているかもしれない。 少なくとも 「困ったことがあれば相談にのったり手伝ったりするからね」 という意味は含まないような気がする。

  そうは気にしながらも、誰かが大変な思いをしているときに 「頑張って」 としか言えない典型的な日本人だったりする自分がここに居たりするのである。

2006 / 03 / 04 (土) ¦ 固定リンク

△ページのトップへ

Powerd by Bloq