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雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

2005年の終わりに 2005年の終わりに

  いよいよ今日で今年も終わりである。 加齢と共に時間の流れが早く感じるというのは本当で一年などあっと言う間だ。 かなり以前の雑感にも書いたが、時間の感覚などというのは相対的なものであり、年齢とともに短く感じるのは当然のことである。

  一歳児にとっての一年は人生における 100%だが、10歳になると一年は人生の 1/10 だから 10%、50歳になると 2%、100歳の人にとって一年は人生の 1%にしか過ぎない。それまで生きてきた年数を考えると一年などというのは、わずかな時間でしかない。 それゆえに短く感じても当然のことだろう。 これだけは若さを保つ化粧品を使おうと、必死にアンチエイジングしようと変わるものではない。

  すでにオッサンであり、人生における一年が、すっかり 3%を下回っている自分にとって一年などというのは本当にわずかな時間でしかない。 今ごろになって 「一日、一日を大切に・・・」 という言葉が身にしみて理解できるようになってきた。 子供の頃は先生や親に言われても、一日の時間がたっぷりあったので理解することができなかったが、今は目が覚めてから寝るまでが一瞬にすら感じてしまう。

  で、今年は時間を無駄にせず一日を大切にしてきたのかと言うと、決してそんなことはない。 ただ漫然と日を送り、気が付いたら大晦日になっていたという感じである。 いつも年の最後の雑感には 「来年は良い年に」 とか 「来年こそは良い年に」 「きっと来年こそは」 などと書き続けているが、それに見合った努力をしているわけでもないので相変わらずの一年だ。

  それでも自分は能天気であるため、「あの時にこうしておけば良かった」 などと後悔することがなく、「まぁなんとかなるさ」 と気楽に考えてしまうことが多いので例年と同じく漫然と過ごしてしまった今年を悔やんでいるわけでもない。 少しばかり残念だったのは 『みんなでうさぎ小屋』 のゲームを完成させることができずに年を越してしまうことくらいか。

  先日の忘年会で仕事仲間と来年の展望について話をしたが、お互いに前向きな性格であるがゆえに悲観的な話は一切なく、「楽しい年になりそうだ」 という結論に至った。 どんな小さな仕事の積み重ねでもコツコツとこなしていけば、決して大きくはなくても、それなりの果実は得られることだろう。 そういう意味からも激流の中に身を置くのではなく、ゆるやかな流れに身を任せて過ごしたいものである。 なまけて過ごすという意味ではなく、なすべき事を日々淡々と処理していけば結果は後から付いてくるだろう。

  今年も悲惨な事故や聞くだけで腹立たしい事件が多かった。 一瞬にして自分や家族の命が奪われてしまう絶望感や悲壮感を味わいたくはない。 明日から始まる新たな一年も、死なない程度に生かしておいて頂ければそれで良い。 劇的に楽しいことなどなくても良いから劇的な不幸も来てほしくはない。

  少なくとも、そのための努力は惜しみなく続け、日々を笑って過ごせるようにしたいと思う。

2005 / 12 / 31 (土) ¦ 固定リンク


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