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雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

時の流れ 時の流れ

 以前の雑感にも書いたが、歳を重ねるにつれて時間の経過がどんどん早くなってきているような気がする。「21世紀の始まりだ〜」と言っていたと思ったらもう 11月である。

 あれよあれよと言う間に年末に突入し、クリスマス、大晦日、新年と怒涛のように過ぎ去り、1月の半ばあたりで「あれ?」と我に返るのであろう。そしてまた「あっ」という間に 1年が経過し、さらに歳をかさねることになる。

 時間を上手に使える人を本当に羨ましく思ってしまう。仕事もきちんとこなし、いろいろな趣味も持ち、週末にはゴルフなどに興じ、しっかりと映画鑑賞までしている人もいる。人ごみが苦手なのと出不精なため映画館に行きたいとは思わないが、観たい映画はある。レンタルビデオで観ようと思いつつも、まだ観ていない映画は 10本以上あると思われる。

 休日などどこにも出かけないのだから、さっさと借りてきて観てしまえばよいのだが、休日はボーっとして過ごすことが多く、なんとな〜く終わってしまう。せめて 3連休くらいないと、映画を観る時間を作ることができないのである。

 もともとは”絵描き屋”だったので趣味として絵を描こうと思い画材の一式を揃えたのだが、それからすでに 5年が経過している。「こんなことじゃいかん!」とは思うのだが、ついついデロ〜ンとして休日を過ごし、気が付くと日曜の夜になっている。そして月曜日が始まり「わーっ!」と仕事をしていると、いつの間にか金曜の夜になっているという繰り返しである。

 ホームページを開設してからは週一でこの”雑感”を更新したり、近所を探索して”周辺情報”を更新したりしているので、まったく虚無な休日を過ごしているわけでもないが、それでも時間の使い方が上手ではないと自覚している。これから先もボーっとしたまま生きていくのだろうか。

 早めに心を入れ替えなければ、このまま光のようなスピードで歳をとってしまうと分かっているのだが、「まぁいいや」とお気楽モードで相変わらずの休日を過ごしている。

 実際に年月の経過が「早いなぁ〜」と感じることが多くなった。近所の店の開店〇周年セールなどというチラシを見ると「あの店ができてから、もうそんなに経つのか〜」などと感じてしまう。ついこの前の出来事のように思えてならないのだ。

 よく考えてみると、周りの風景も変わっている。以前あった建物がなくなって、新しい家が建てられたり、駐車場になったりしているし、そのまま空き地となったりもしている。最近、その空き地で遊ぶ子供たちの声が聞こえるようになった。この前までは子供の声をあまり聞くことがなく、「この近所は子供が少ないのだろうか?」と思っていた。

 今までは子供たちの遊ぶ場所がなかっただけで、空き地があればやはり皆集まってくる。逆に今まではどこで何をして遊んでいたのだろうと不思議に思ってしまった。それでも子供の声が近所から聞こえてくるのは良いもので、「ここは生活の場なんだ」と実感することができる。

 そこで以前によく見かけた子供たちのことを思い出した。中学生くらいの男の子をリーダーとして、小学生から幼稚園ぐらいまでの子供が年齢も性別も関係なく近所を走り回っていたものである。朝からそれぞれに集合し、夕方暗くなるまで遊んでいる姿をよく見かけた。

 ”お買物日記”担当者と「最近、あの子たち見かけなくなったね〜」などと話していたのであるが、よくよく考えてみると、その子供たちが遊ぶ姿を見ていたのは 7年も 8年も前のことだったのである。リーダー格の男の子が当時 12、3歳だったとしても現在は 20歳前後になっており、大学生か社会人になっているはずだ。小学校の低学年だったと思われる女の子も”コギャル”と呼ばれる年齢になっている。

 その事実に気が付いてからというもの、近所で髪を染めた女の子が携帯電話で話をしながら歩いているのを見ては「あの時の女の子だろうか?」とか、車をブンブンいわせている若者を見て「あの時の男の子だろうか?」などと不思議な気持ちで考えている。

 あれから 7、8年も経ったことに関して「早いな〜」とつくづく思ってしまうし、ついこの前の事のように感じるので”あの子”たちがいつまでも皆で仲良く遊んでいるような気がしてしまう。

 そして、その分だけ確実に歳をとったという事実をあらためて思い知らされて「はぁ〜」と深くため息をついたりしているのである。

2001 / 11 / 11 (日) ¦ 固定リンク


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