自分解体新書 - 28 -

自分解体新書 ~目次~

■ 肩 その3

昨年の10月時点で楽になってきた左肩の痛みはすっかりなくなった。

痛くなったのは 5年前、いや、6年前くらいだっただろうか。

それからずっと病院に行くこともなく痛みに耐えてきたが、それがやっと開放された。

痛かった期間が長かったため、今でも恐る恐る腕を動かすことは多いが、そのたびに痛くない嬉しさを実感しているところだ。

■ 指 その7

昨年12月から快方に向かい、すっかり良くなっていた指先の荒れが復活してしまった。

数日前から右手親指に発疹のようなものが群生してボコボコした感じになっていたのだが、ついに表皮が硬くなってひび割れてきたのである。

2日前から薬を塗ってから綿手袋をして就寝するようにしているが、今のところ症状に変化はない。

人差し指と中指は問題ないところをみると、やはりマウス操作で親指が触れる部分のテーピングが甘かったのだろうということで、『お買い物日記』 担当者がさらにテープを貼ってくれた。

これで良くなると嬉しいのだが。

■ 目 その5

先日の独り言にも書いたようにメガネが少し合わなくなってきている。

視力が落ちたのかと言えばそうでもなく、今でも裸眼で困るのはパソコン画面を見るときと、海外ドラマを見る際の字幕を読むときくらいなもので、それ以外はメガネがなくても支障はない。

むしろ老眼が進んでいるのでメガネをすると手元が見づらくて困ってしまう。

テレビを見ながら食事をする場合、メガネをしているとテレビを見るぶんには問題ないのだが、視線を食卓に移すとピントが合わない。

パソコンの画面を見るのはメガネがあった方が楽なのだが、手元の資料を見ようとするとピントが合わない。

資料に目を通しながらプログラムしなければならないような仕事は最悪で、メガネをしたり外したりと忙しくて仕方なく、途中で面倒になってしまってメガネを外したまま顔を画面に近づけてプログラムしたりしている。

これから益々老眼はひどくなるだろうから、次に仕事用のメガネを作る場合は遠近両用にしなければならないだろう。

■ 脳 その5

女優 Aと女優 Bは、ほぼ同時期に世に現れた。

双方とも人気があったが、最近は Aの露出が増えて Bの姿を見なくなってきた。

その話をしていて Bの名前が思い出せず、なんとか絞り出そうと思っても例によって
「あの CMに出てる女優」
「昔のドラマで喫茶店で働く役をしてた女優」
などと断片的な情報しかなく、『お買い物日記』 担当者が次々に女優の名前を挙げるものの、なかなか正解が出ないというイライラ状態がしばし続いた後、やっとの思いで女優名をひねり出すことができた。

二人で
「あ~思い出せて良かった」
と気分もスッキリ、互いに功績を褒めあったりしていたが、そもそも何の話をしていて、なぜその女優の名前を思い出そうとしていたのか忘れてしまっていた。

・・・。

もうすっかり爺さんである。