■ 舌 -その 2-
以前にも触れたことがあったと思うが、バリバリの猫舌である。
今は少しだけ慣れ、ある程度の熱さのものは口に入れられるようになったが、以前は本当に苦手で酒の燗のように何でも人肌が一番旨いと思っていた。
冷たい食べ物は別だが、熱いものを口に入れても噛むことと呑み込むことに必死で味わってなんかいられない。
その食材、料理を存分に味わうためには無抵抗で食べることができる人肌の温度くらいが良いのである。
今はあえてゆっくり食べるようにしているが若い頃は早食いで、食事など10分程度で終わっていたが、これが熱々の料理だとそうはいかない。
ラーメンなど食べるときは必死にふーふーしすぎてクラクラすることもある。
一人で食べたり友人、家族との食事であれば時間がかかろうがふーふーしすぎで酸欠になろうが大きな問題はないが、仕事関係の人との食事であればそうはいかない。
熱さを必死に我慢し、相手のペースに合わせて食べることになるので口の中はボロボロになる。
猫舌の場合は普通の人が何ともない温度の食べ物であっても舌や口の中を火傷し、ベロベロと皮がむけてきたりするのが不思議だ。
■ のど
年齢のせいなのか酒焼けしたのか、声が出ずに音域が狭まった。
もう10年以上もカラオケをしていないが、以前は歌えていた曲も声が出ないと容易に想像がつく。
やはり声帯も鍛錬が必要なのか、声を出さずにいるとどんどん弱くなるようで、独り言にも何度か書いたように仕事の打ち合わせで 1-2時間ほど話し合うと声がガッサガサに枯れてしまう。
逆にまったく声を出さずに過ごすと声が出なくなることも経験済みだ。
『お買い物日記』 担当者の病気治療中、家に一人でいることが多かったが、その間は誰と話すこともない。
『お買い物日記』 担当者との連絡はメールのやり取りだったので声を出す必要がない。
朝起きてから就寝まで一言の声も発しないことなどザラだったが、荷物の配達だったり隣家の人が回覧板を持ってきたりしたときに返事をしようとすると、声がかすれまくって 30メール先で森進一がささやいているような状態になってしまう。
やはり人というのは適度に話しをしなければいけないのである。
■ 肩
ここ一カ月間ほどずっと右肩が痛い。
ただし、四十肩とか五十肩のたぐいではないようだ。
なぜなら鎖骨の延長上にある骨の一部が痛いだけで、関節というのでも筋肉というのでもないピンポイント的な一箇所だけなのである。
湿布してみても改善しないので神経系のものかも知れない。
普段の生活に支障はなく、ずっと動かさずにいた起床時とか、その部分を押したときに痛みが走る程度だ。
それゆえに病院にも行っていないが、あまりにも長引くようであれば一度は医者に診てもらうことにしようと思っている。