2011年の終わりに

先週の雑感では今年最後となるであろう事柄を並べ立てたが、泣いても笑っても今日が最後、あと 1時間で 2011年が終わってしまう。

29日には今年最後となる例の体操をしたし、23日に聞いた今年最後の破滅の音も今は完治しているし、27日に始まった今年最後の 『お買い物日記』 担当者の頭痛も治った。

30日は今年最後の買い物をし、昼は今年最後のモスバーガーを食べた。

しかし、もうやり残したことはないかと言えば決してそんなことはなく、色々と話していたり予定していたことができていなかったりする。

まずは歯医者さん。

半年に一度は歯医者さんに行き、虫歯がないか検査してもらうように心がけていたのだが、今年は 5月の下旬に行ったきりで年末に行くのを忘れてしまった。

いや、正確には 11月を過ぎた頃から数日に一度は思い出し、そのたびに予約をしなければと思ったのだが、健康診断だの定期通院だので気が焦っていたのに加え、最後のチャンスだった今週は 『お買い物日記』 担当者が頭痛になってしまったので機会を逃してしまったのである。

そう言えば 11/17に健康診断を受けたが、12月中旬になっても結果が届かず、その後も音沙汰がないので忘れられているか何かで今年はもう届かないだろうと諦めていたら 29日の午後になってやっと郵送されてきた。

胃カメラで炎症が見られたので胃壁を少し切除し、病理検査に回されていたのでドキドキしたが、結果には何も触れられることのない結果が出てきたので問題がなかったということなのだろう。

もし一刻を争う病状だったらどうするつもりなのか。

この結果の遅れによって手遅れになったら裁判沙汰になったかもしれないではないか。

もしそうなら慌てて連絡が来たかも知れないが。

その他にやり残したことといえば、散歩の途中で少し先に見えるマクドナルドに行って朝マックをしようと 『お買い物日記』 担当者と話していたのだが、いつでも行けると思うとなかなか足が向かないもので、6月に行ったのが最後となってしまい、それっきりとなっている。

近くにあるホテルでは、昼食がバイキング形式になっているので、以前から、そう、かれこれ 3年ほど前から一度は行って食べようと相談しているのだが、ついに今年も行かなかった。

『お買い物日記』 担当者はたまに Webページを閲覧し、週替わりとなるメニューを確認しているらしいのだが、なかなか 「これはっ!」 と思える内容がなかったり、昼に出かけるタイミングを逃したりしたままズルズルと 3年・・・来年こそはランチバイキングに行こうと心に誓う。

この町に移り住んでもうすぐ 4年、その間に行った焼肉屋さんはたった一軒。

数年前から体調管理のために肉も卵もひかえてはいるが、その他に何軒も店はあるので、せめて一年に一度くらいは焼肉を食べようと話しているのだが、この 4年で一度しか食べていない。

オリンピックじゃないのだから今年は焼肉を食べようと店をピックアップし、二軒にまで絞り込んでいたにも関わらず結果的に行かずじまいだ。

北海道は魚介類も美味しいので回転寿司には 3-4カ月に一度くらいのペースで行っており、最後に行ったのは 7月下旬だったので、今年が終わる前にもう一度食べに行こうと先月まで言っていたのにすっかり忘れて大晦日。

なんだかやり残したことが多い一年だったような気がするが、歯医者さんを除けば列挙したのは食べ物関連ばかり・・・。

将来、もしボケるとしたら食ボケになるのは間違いないだろう。

今年最後の・・・

いよいよ今年も終わりに近づき、『今年最後の◯◯』 ということが多くなってきた。

いつも土曜の夜はパスタを食べるのことが我が家のしきたりのようになっているが、今夜はクリスマス・イヴなので違う料理を食べることは数日前から決まっており、来週の土曜日はすでに大晦日であるため年越し蕎麦を食べることが確定している。

しかし、このまま来年になるまで食べられないのもいかがなものかと思い、昨日の夜に今年最後のパスタを食べて締めくくった。

休日の昼食に麺類、夜にパスタという固定パターンで過ごすと脳はすっかり土曜日モードになってしまい、今日が日曜日のような気がしてならず、雑感を書くのすら忘れそうになってしまう。

数日前、久々の外食でびっくりドンキーに行ってきたが、ハンバーグを食べるのも今年最後となることだろう。

いや、もしかすると外食自体が今年最後になるかも知れない。

昨年末、どうせ最後の週はバタバタするのだから晩御飯は買って食べたり外食したりしようと話していたのに結果的には家で食べることになったので、今年も同様だと思われる。

例年であれば 29日までに今年最後の買い物を終わらせ、30日から御節料理の仕込みに入るのだが、今年は 30日が最後の買い物になりそうだ。

イオン系スーパーは 20日、30日が 5%OFFの日であり、手元には 5000円以上の買い物で 500円引きとなる券もあるので、それが 10%に相当するということは、乱暴な単純計算をすれば約 15%引きの買い物ができるということになる。

さすがに無視できる値ではないので、今年は 30日に買い出しをしようという算段だ。

今年最後の仕事、いわゆる御用納めは、行政機関の休日に関する法律に則れば 12/29~1/3まで休まなければならないので必然的に 12/28が対象となるが、フリーランスでやっているこの稼業の場合、この手の法律を杓子定規に守ってなどいられないのでクライアントから連絡があれば作業しなければならない。

しかし、Webページのトップを新年バージョンに変えるとかの依頼があったとしても、多くのページはプログラムで自動制御できるので、以前のように日付が新年の 1日になるのを待って作業を開始するようなことはない。

従ってクライアントが御用納めをする 28日が実質的に今年最後の仕事をする日になるだろう。

そんな訳で残りの日数も少なくなって様々なことが今年最後となる。

20日には今年最後の散髪をしてきたし、29日にする例の体操が今年最後となるし、たぶんその日の朝にするのが今年最後の散歩になるものと思われる。

昨日の朝に今年最後の破滅の音を聞いてしまったし、今日の昼に食べたのが今年最後のホンコンやきそばで、今夜食べたピザもケーキも今年最後で、明日の夜に食べるのが今年最後の鍋料理になるだろう。

そして、この雑感だが・・・。

これに関しては今日が今年最後という訳にいかない。

何せ大晦日の 31日が土曜日なのだから・・・・・。

嗚呼スマホライフ

先週はスマートフォンを我が家に導入するまでを書いたが、それから一週間、まだまだ機能を使いこなしてはいないものの、すでに利便性と楽しさは十分に実感できている。

まず最初に触れておくべきはバッテリーに関することで、事前の情報では長くて一日、ちょっと使うと半日しかバッテリーがもたないとのことだったが、実際にはそこそこ使っても 24時間はバッテリー切れにならないし、何も操作せず待ち受け状態にしていると2-3日は充電の必要がない。

したがって、それほどビクビクすることもなく外出できるし、二カ月に一度の受診で半日かけて札幌を往復してくる 『お買い物日記』 担当者が持っていても問題はなさそうなので、世間で言われるほど気にする必要はなさそうだ。

バッテリーの持続時間を気にすることがないとなれば、あとは基本アプリを使い倒すまでであり、Wi-Fi接続経由で光回線を利用し、携帯電話の回線を使用しないという方法でインターネットを楽しむことから始める。

まずは自分が運営しているサイトを一通り閲覧し、すべて問題なく表示できていることを確認したが、さすが光回線を利用しているだけあってストレスを感じることなく Webページを閲覧することができるし、一昔前のパソコン並の実力も備えているため一応は満足できる程度の処理能力もあるようだ。

スマホでストレスなく Webページの閲覧ができると実に便利で、調べ物をしたいときもわざわざパソコンに向かう必要がなく、とくに今のような寒い時期は暖かい場所から移動しなくて済むのが実に嬉しい。

手元で天気予報から最新のニュースまでリアルタイムに知ることができるし、何か思いついたときにメモっておくことも、メモるのが面倒だったら言葉に出して録音しておくことだってできる。

『お買い物日記』 担当者はレシピを Webで表示し、キッチンでそれを見ながら料理をすることだってできるし、できあがった料理を写真に収めたりするのも簡単だ。

どうしようもなく寒い日は、ブログの更新だって暖かい場所でできるし、これだけの能力があれば旅行の際にパソコンを持ち歩く必要もないだろう。

ワンセグ機能があるのでテレビだって見られるし、ラジオだって保存した音楽だって聞くことができるので暇つぶしにだって困らない。

そして、そこそこのレベルのゲームも無料で配布されているので気に入ったものをダウンロードしておけば遊び放題だ。

通信網に関してはまだ実験中のこともあるので確定ではないが、我が家のように携帯電話会社のネット回線を使わない設定にしておけばパケット料は実質 0円なので通話料金しか必要ない。

その通話ですら家族間は無料なので実質 0円。

それ以外の人への連絡も可能な限り e-mailで済ませれば、家にいる限り基本料金以外にお金はかからないのである。

旅行するときもモバイル Wi-Fiルーターを持って行けばルーターの通信費用で 2台のスマホが使い放題で、いくら使っても 4780円が上限という実にお得なシステムであり、それぞれが 6000円近くもする使い放題プランにして 1万円以上も支払う必要がない。

そんなこんなで、我家の場合はスマホにして正解だったと思う。

これからもスマホライフを堪能するつもりである。

スマホ移行記

コンピュータ業界に身を置きながら今さら感は否めないが、今日の午後になって携帯端末をスマートフォンに機種変更した。

Webページ制作を手がけている以上、いつかは導入しなければいけないとは思っていたが、出始めのものは動作が不安定であるとか、広く普及しなければスマホによる閲覧者も少ないとか様々な理由をつけて先延ばしにしていたのは、実のところ今の携帯電話は使い慣れているので新しいことを覚えるのが面倒だというオッサン特有の思考が優先されている面も強かったりする。

スマホと同じ OS(エンジンのようなもの)を搭載しているタブレット式の iPadや Android端末を購入すれば目的は果たせるので、そちらにすべきかなども検討したが、たかが動作検証のためだけに決して安くはない機器を購入するのもいかがなものかと思われ、それであれば少なからず利用している携帯電話の機種変更をしたほうが良いであろうという結論に達した。

その考えに至ってからも思考は紆余曲折し、Appleの iPhone 4Sが発売になってもバッテリーの減りが異常に早いなどという評価を目にしては購入をためらい、Googleの Android端末も OS自体が進化の途上にあるので安定するまで待つべきではないかと悩んだりしつつ月日はめぐる。

それでも爆発的な普及によって、当サイトですらスマホからアクセス数が無視できないほどの量になってきた現状を勘案すれば、それを商売としている以上は仕事で製作したWebページが正常に動作しているか検証する必要もあろうし、これから制作するものはあらかじめ動作を確認しておく必要があるだろう。

もう購入することは確実という段階になってはいたが、移行のメリット、デメリットを明確に認識しておくことは重要なので、さらに検討期間を要することとなった。

まずはスマホへの機種変更、その後の使用によって月々の支払いが高額になりすぎるのは避けたいところだ。

携帯電話より高機能でパソコンと同じWebページを閲覧できたり動画なども見られるということは、それだけ大量のパケットが発生するということであり、滅多にネット利用しないことを前提とした今までのプランのままだとビックリするような金額になってしまうだろう。

しかし、我が家では 2年前にネットブックを購入しており、その際に無線で利用できるサービスに加入しているので、インターネット接続は携帯キャリアの 3G回線を使用せず、Wi-Fiという通信規格を使ってそのサービスを利用すれば良いだろうし、そうすれば最低額のプランで契約すれば良いことになる。

それであれば携帯キャリアとの契約は月々数百円のプランで良く、現在利用しているデータ通信の契約は未使用月は 0円、たとえ使っても上限 4680円で済むことになるし、その通信は複数の端末で利用できることから、自分と 『お買い物日記』 担当者が使い放題にしても 4680円以上になることはない。

おまけにそれは外出先で利用した場合のことであって、家の中で使う分には自動的に NTTの光回線通を経由する仕組みなので通信料金がかからない。

滅多に外出も外泊もしない我が家にとっては実質 0円で使い放題ということになり、これほど嬉しいことはないし、結果的に現在の利用料金より低額になる可能性が極めて高いと思われ、これはメリットとするに十分な要素ではなかろうか。

デメリットは現在の携帯電話よりはるかにバッテリーの減りが早くなってしまうことで、何もしなくてもバッテリーは 1日しかもたず、ちょっと使うと半日でバッテリー切れになるらしいことだ。

しかし、それは我が家にとって大きな問題ではない。

何せ外出といっても近所の買い物くらいなものであるし、『お買い物日記』 担当者が 2カ月に一度の通院で札幌を往復するのだって半日程度のものであり、外泊に至っては年に一度の帰省くらいなので、そもそも電話を携帯する必要性すら疑わしいような状態であるため、バッテリーの減りなど気にする必要がないのである。

色々と思いを馳せた結果、スマホ導入は時間の問題となっていたのだが、仕事の用事で外出した一昨日、打ち合わせが予想以上に早く終わったので帰り道にある携帯電話ショップに立ち寄って話しを聞いてみたところ、思惑通りに最低限のプランでネット利用が可能なことが判明したので、昨日の午後には 『お買い物日記』 担当者と二人で最終確認の話しを聞きに行き、ついには購入を決断することとなった。

そして今日、自分は Appleの iPhone、『お買い物日記』 担当者は Googleの Android端末を契約して長い長い検討期間を終えたのである。

ただし、様々な初期設定が必要であることと、あまりにも多機能であるため、手にしたは良いが何も使いこなせないどころか、初期設定すらできていない間抜けな二人なのであった。

呼び捨て

正確な理由は自分でも分かっていないが、いつの頃からか芸能人、芸人、文化人を問わずテレビに出演している人を呼び捨てにできなくなった。

たぶんここ10年くらいのことだと思うが、直接会って話す訳ではないのに相手に対して失礼なような気がして何となく敬称をつけてしまう。

それは 『お買い物日記』 担当者も同様なので、二人の会話ではテレビの演者を 『さん』 付けすることが多い。

それはなぜかと考えをめぐらせれば、多分に加齢が影響しているのではないかという仮説が自分の中で成り立つ。

最近人気の天才子役、芦田愛菜ちゃんを例に取れば、彼女のことを芦田愛菜と呼び捨てる人は少ないだろう。

それは例え高校生の会話であっても中学生の会話であっても彼女のことを話題にする場合は 『ちゃん』 付けで呼ぶのではないだろうか。

なぜなら彼女は小さな女の子であり、高校生から見ても中学生から見ても子供としての扱いとなるため 『ちゃん』 を付けるのに抵抗がないどころか、むしろ呼び捨てにしにくいのではないかと思われる。

これが AKBのメンバーだったりすると、女の子の場合は多少なりとも嫉妬を含みつつの会話となることと、同世代の芸能人に 『ちゃん』 を付けるのも変であるし 『さん』 などとは呼びたくないので必然的に呼び捨てることになるのではないだろうか。

それと似たようなことが自分にも当てはまり、同世代の芸能人を話題にするときに呼び捨てていたのが当然のこととなって芸能人全般、スポーツ選手、文化人までテレビに出る人すべてが呼び捨てになっていたように思う。

ところが今になって敬称を付与するようになったのは、この歳になると芸能界デビューする多くの人は年下で、今の高校生、中学生から見た芦田愛菜ちゃん、またはそれ以上の年齢差があるため、AKBであってもモー娘。であってもスマイレージであっても所詮は子供でしかなく、呼び捨てするには相手が幼すぎるからではないか。

それがすべてに影響したため、年下であろうと同世代であろうと年長者であろうと敬称をつけて呼ぶようになったのではないかと想像する。

もしかして、そんなことは自分たちだけなのかと思っていたら、つい最近テレビの街頭インタビューを受けていた 10代後半の女の子たちが、テレビ出演している人たちを 『さん』 付けで呼んでいるのを見た。

それは、たまたまインタビューを受けた女の子が呼び捨てにしない主義なのか、今の若い世代は 「人を呼び捨てにしてはいけません」 と厳しく教育されているからなのかは不明だ。

もしかするとジャニーズ系は同じ事務所であろうと先輩であろうと後輩であろうと 『くん』 付けで呼ぶのが慣習なので、それを真似ているうちに敬称を付けるのが当然のこととなったのか。

自分たちの場合、呼び捨てにできなくなったのは最近になって芸能界やスポーツ界で活躍するようになった人たちだけが対象であり、古くからいる人は呼び捨てのままだったりする。

いくら偉くなろうと阪神の監督は和田であって和田さんではないし、元監督は真弓であって真弓さんではない。

原辰徳は原辰徳だし、堀内は堀内、芸能界で言えば、たけし、タモリ、さんまであって松田聖子、小泉今日子、中森明菜である。

どんな大御所だろうと名優、大師匠だろうと昔からの呼び方を改めることは難しい。

それともう一つ、嫌いな奴は年齢を問わず呼び捨てだ。

ガッツ石松に中尾彬に所ジョージ、その他にも色々といるが、奴らを 『さん』 付けで呼ぶことは死ぬまでないだろう。