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2002年 6月09日

犬や猫の・・・続き 犬や猫の・・・続き

  犬や猫の・・・というタイトルのくせに先週の雑感では犬の話に終始してしまった。文書が長くなってきたので途中で切り上げたというのが実情だが、猫よりも犬の方をよく見かけるのも事実である。犬に散歩は欠かせないので朝晩とも必ずと言っていいくらい会うことができるのだが、猫は勝手気ままにウロチョロしているので会えるとは限らないのである。

  だいぶ前に近所に住んでいた夫婦(?)は飼い猫に首輪をつけ、犬と同じようにヒモ付きで散歩させていた。猫が帰ってこなくなるのが心配だったのだろうが、猫の飼い方として正しいとはどうしても思えなかったので散歩させている姿を目撃するたびに奇異な感じを受けていた。猫は繋がれることなく元気に走り回っていれば良いのである。たまに家出をして 3-4日帰ってこず、飼い主を心配させてこそ猫らしい猫なのではないだろうか。

  以前の雑感にも書いた家に入れてもらえずに困った顔をしている猫は相変わらずである。懲りもせずに暗くなるまで遊んでいるものだから、家から締め出されてしまって門柱の上で困った顔をするハメになる。暖かくなってからは毎日のように困った顔をして丸くなっているので 「また入れてもらえなかったの?」 と問いかけると 「ウニャ」 というお返事だった。

  ある日、その猫が首をうなだれて ”しょんぼり” していたので、どうしたのかと良く見てみると目の上にケガをしている。「どうしたの?」 と聞くと、とっても情けない声で 「にゃ〜ん」 と鳴きながら前足をなめていた。その前足からも血が出ており歩きづらそうにしている。どうやらケンカして負けて帰ってきたらしいのである。「ケンカしちゃいけないんだよ」 と言い聞かせてやったが、その後も何度かケガをしていたところを見たので近所に宿敵がいるらしい。それでもこのあたりでは ”顔” なのか、その家の前で猫の集会が開催されることもある。会社帰りにあちらこちらの枝道で猫が歩いているのを見かけたので 「今日はずいぶん猫に会うな〜」 と思っていたら当日は ”集会”の日だったらしく家の前にはたくさんの猫が集まっていた。

  猫の集会は有名であるし、現場に立ち会ったのは初めてだったので何を話し合うのか興味津々とながめていたのだが、誰かが議長をするわけでもなく、議題に関して話し合うわけでもなく、なんとなく集まってじーっと猫座りしたままなのである。自分の飼い主に関する不満を打ち明けたり、近所のうわさ話に花を咲かせるのかと期待していたのだが、それぞれが 3mくらいの間隔をあけて声を発することなく猫座りしている。中には目を閉じて考えごとをしている猫もいた。その日はたまたま議題がなかったのか、猫の集会とはああいうものなのかは謎だが見ていてもつまらないので途中で帰って来てしまった。もしかすると 「やっといなくなったね」 などと言いながら、その後に活発な意見交換を始めたのかもしれない。

  線路沿いにあった文化住宅が立て壊されて更地になった。それまで見えなかった裏の建物まで見渡せるようになると、そこには猫の家族も住んでいた。手のひらに乗る程度の大きさしかない子猫が 3匹と親猫 2匹の 5人(?)家族だ。子供を育てるのはメス猫の役目でオス猫は子育てに参加しないものだと聞いていたが、その一家は両親揃って子育てにはげんでいるのであった。

  いままで狭い場所で遊んでいたのに目の前に大きな広場ができたものだから子猫達は嬉しくてしようがないらしい。体との比率からみて大きな足で地面をしっかりと踏みしめながら 「のっしのっし」 と歩いていたかと思えば兄弟で広場を駆け回ったりしている。じゃれあって首を噛んだり、走っているところにタックルしてひっくり返っても親猫は好きにさせている。

  ところが空き地から一歩でも道路に踏み出そうとすると母猫がものすごい勢いで走ってきて空き地に追い返すのである。言うことを聞かない子猫などは首をくわえられて空き地の真ん中まで運ばれていた。あれをしちゃいけない、これをしちゃいけないと細々注意するのではなく、ある程度は好きにさせておいて危険なこと、やってはいけないことは厳しく教えるその姿を人間のバカ親にも見せてやりたいものである。

  猫は誰にでもなつく訳ではないので、こちらから話しかけても無視されることが多いのだが、どうやら犬には好かれるようだ。散歩中の犬が鼻をフンフンいわせながら近づいてくることもよくある。こちらも犬は好きなので近づいて来ても迷惑なことはないのだが、飼い主は 「ダメ!」 と言いながらクサリを強く引いたりする。ある程度の大きさの犬であれば引き戻すことも可能だが、大きな犬は制御が困難な場合もある。

  もう数カ月前の話だが、自転車で近所を走っていると ”おかあさん” が大きな黒い犬を散歩させていた。生意気にも首輪に苗字と名前のフルネームを書いてもらっている。「そうかこの犬は○○五郎」 というのかなどと思いながらその二人(?)を追い越したのだが、後ろから ”おかあさん” の絶叫が聞えた。「誰と勘違いしているの〜〜!!」 と叫びながら大きな犬に引きずられるように走っている。

  どうやらその犬は自分を誰かと勘違いしたらしく、嬉しそうに近づいて来て大きな舌でベロンベロンと足を舐められてしまった。こちらも嫌いではないので犬の好きにさせていたのだが、”おかあさん” は 「ごめんなさい、ごめんなさい」 と何度もあやまっている。「別にいいですよ」 と笑顔で別れたのであったが、ズボンは犬のヨダレでペトペトになっていた。

  犬好きなのはよいが、他人の家で飼われている犬にまで情が湧いてしまうのは困ったものである。”お気に入り” の黒い犬が傷口を舐めないようにするエリマキトカゲみたいな治療用の器具を首に付けられていた。そう言えば仲良しの ”おとうさん” と散歩している姿をここ数カ月の間見たことがない。「おとうさんが病気になってしまったのだろうか?」 「仕事の関係で単身赴任してしまったのだろうか?」 などと考え、寂しさなどのストレスから自分の体を傷つけることもあるらしいという話を思い出したりしながら、「早くよくなるといいねぇ」 と慰めていた。

  ずっと器具を付けられていたが、最近になって器具をはずしてもらっていることが多くなった。数日前、出勤のため線路沿いを歩いていると数カ月ぶりに ”おとうさん” と一緒に歩いている姿を目撃した。勝手な想像ではあるが、”おとうさん” と会えない寂しさのストレスから自分の体を傷つけていたが、帰って来て散歩させてもらえるようになったため、回復に向かっているのだと思っている。

  そして、先週の雑感にも書いた洋服屋さんで飼われている犬なのだが、水曜日に店のそばを通りかかった時、飼い主と店のお客さんが立ち話をしていた。耳に飛び込んできたのは 「散歩させたいけど、もう、ろくに歩けないからねー」 という飼い主の言葉だった。それを聞いたとき、2匹揃って愛想良く ”接客” に勤めていた若き日の姿を思い出してとても辛くなってしまった。

  その時にも犬は飼い主の足元で座ったまま、ただ遠くを見つめているだけだった。先週の繰返しになってしまうが、もうお客さんに愛想を振りまかなくても良いし、今まで十分に働いてきたのだから、これから先の老後はゆっくりしてもらいたいものだと心から願わずにはいられなかったのである。

2002 / 06 / 09 (日) ¦ 固定リンク

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