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破滅の音 第四楽章 破滅の音 第四楽章

  診察室の中は訳の分からない機械や得体の知れない装置が置かれ、白衣の男性がテキパキと準備を整えている。腰の痛みに耐えながら、そして何をされるのかという恐怖に怯えながらソロリソロリと歩を進める。イスにはいかにも整体師といった雰囲気のごっついオッサンが座っている。

  「どうしました?」 という問いにギックリ腰になってしまった経緯を説明すると、若いのに空を見上げただけで腰を悪くするとは何たる体たらくかと説教をされてしまった。 頭ごなしに言われたので内心はムカムカしていたが、ここで逆らって 「帰れ!」 と言われるのも困りものであるし、手加減なしに痛くされるのも嫌だ。 考えてみれば何の運動もしていなのも事実である。

  ひとしきり説教を賜った後、おもむろに診察台に寝かされる。 最初は痛めた腰の周りを静かに、そして優しく揉んでくれたりして気持が良かったのだが、仰向けにさせられて足を組んだあたりから雲行きが怪しくなってきた。 一呼吸置いた後で、いきなり足と肩を逆方向にねじられ、背骨がバリバリッ!と音をたてる。 自分の意志とは関係なく口から 「ふんがぁ!」 とか 「ぐぎゃー!」 という悲鳴がもれる。

  その後に体育座りのような姿勢をさせられ、後ろから両腕を引っ張られて 「どわぁー!」 と叫ぶことになる。 そして先生が横から 「はい、こっち向いて〜」 と優しく声をかけるのでニコニコしながら横を向くと、いきなり頭とアゴをつかまれて真横にねじられ、首の骨がゴキゴキと音をたてる。 「うぐっ!」 と声がもれて反対側も 「はうっ!」 という声と共にゴキゴキされた。

  再び仰向けに寝かされて両足の付け根をゴキッ!とされ、うつ伏せになってヒザやら肩やらをバキバキッ!とされたが、途中からは (もう、どうにでもしてくれ!) と開き直って身を任せていた。 次は腰にプニプニしたものを乗せられ、訳の分からない機械に電極を接続し、そのまま寝ているように言われた。 最初は腰の筋肉が一定間隔でビクビクしているだけだったが、少しするとホカホカと暖かくなってくる。

  10分ほどすると 「ピピピ」 という音がして、その機械が外される。 最後に腰に湿布を貼って、初日の治療が終わった。 診察台から身を起こして立ち上がると、驚くことに痛みが半分以下くらいまで改善している。 そこに向う際には車の振動だけで痛かったのに、帰りはシートに座っていられる。 呼吸も楽になり、その日の夜は痛みで目覚めることもなく朝まで眠ることができた。

  翌日も、その翌日も整骨院に通い、最初に言われた通りに三日後には完治とまではいかないまでも 80%くらいは回復するに至った。 三日ぶりに出勤すると机の上にコルセットが置いてあった。 ギックリ腰初日に 「引っ張れば治る」 と言い出した先輩からの贈り物で、自分がギックリ腰を経験した際に傷みを和らげるために装着していたというボロボロのコルセットである。 痛みは感じなくなりつつあったが、せっかくの気持なのでありがたく受け取らせてもらうことにした。

  そんなこんなで 『破滅の音』 に始まり、ギックリ腰の顛末まで一カ月に渡っての長文になってしまったが、これを書いている最中にアメリカに住む義兄から連絡があり、引越しの作業をしている際に肩から 『破滅の音』 が聞こえ、痛みが治まらないので現在は針治療を受けているとのことだった。 やはり運動不足は恐いものである。

  『管理人の独り言』 に何度も書いているように、面倒がらずに定期的な運動だけは続けるようにしようと、あらためて心に誓い直したりしている今日この頃である。

2005 / 11 / 26 (土) ¦ 固定リンク


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