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破滅の音 第一楽章 破滅の音 第一楽章

  過去の独り言にも書いたことがあるが、何かの拍子に体の筋にピシッ!と電流のようなものが走り、直後から激痛に見舞われることがある。 そのピシッ!という感覚は実際に音が聞こえる訳ではないのだが、『巨人の星』 になぞらえて我家では 『破滅の音』 と呼んでいる。

  それはある日突然にやってくる。 そして、それは腰、背中、肩、首などと場所を選ばずに襲いかかってくる。 いつもと違う動作で照明のスイッチを入れようとした瞬間、ゴロゴロしていて、いつもと違う体勢で体の向きを変えようとした瞬間、なんとなく伸びをした瞬間などにピシッ!となってしまい、「き、きた!は・・・破滅の音が・・・」 ということになる。

  それらを指して、当初はギックリ背中とかギックリ肩などと呼称していたのだが、いつのまにか 『破滅の音』 と現すようになっていた。 後に聞いた話しでは、筋肉が急に収縮して痙攣(けいれん)を起こした状態、つまり足がつる、いわゆる 『こむら返り』 と同じような状態が長く持続しているのだそうだ。

  足がつるのですら痛くて仕方ないのに、それが背中や肩で発生するのはたまったものではない。 ましてや、それが長時間に渡って持続するなど地獄である。 それは拷問に等しく、やっていないことまで自白してしまいそうな勢いだ。 辛い思いをしたくはないので普段は気をつけているのだが、時間が経つと油断してしまい、半年とか一年に一度は破滅の音を聞いていた。

  首や肩であれば手でさすって傷みを紛らわしたりできるし、首を動かすのが辛いので呼ばれて振り向く動作などに支障を来たすものの、なんとか生活することができるし仕事もこなせる。 ところが背中から破滅の音が聞こえると最悪である。 その傷みは半端なものではなく、睡眠中に寝返りもできない。 それどころか呼吸するのも痛みで辛く、静かにゆっくりと息を吸ったり吐いたりすることになる。

  そんな状態なので眠りにつくことすら困難であり、やっと眠れたとしても寝返りのたびに激痛が走って目が覚めてしまう。 体を動かしたり歩行することすら困難になるので仕事はおろか通勤することすらできない。 じっと痛みに耐えて、ひたすら回復を願うだけである。

  数年前に背中から破滅の音が聞こえたときは、翌日に仕事で重要なお客さんを迎えることになっていた。 破滅の音を聞いたのは夕方で、翌日の予定を変更してもらおうと連絡したのだが、相手は大会社の社長さんで仕事も忙しく、すでに決定している予定を変更するのは不可能だった。

  当日、朝からの出勤は無理だったが面談の二時間前に家を出て、『お買物日記』 担当者に手を引かれながら、ゆっくりゆっくりと会社までたどり着いた。 打ち合わせ中もイスに座っている姿勢すら辛いのと、呼吸が困難であるため 「そ、その件に (うぐっ!) つ、つきまして (あがぁ!) つ、つきましては・・・(ハァ〜ハァ〜)」 と息も絶え絶えになってしまった。

  前述したように、過去には半年から一年に一度の割合で破滅の音を聞いていたのだが、最近はまったく聞こえてこない。 ここで油断すると、足音を忍ばせて魔の時が徐々に近づいてきたりするのかもしれないが、何年も続けている柔軟体操が功を奏しているのかもしれないし、在宅勤務になって始めた朝の散歩も良い結果を生み出しているのかもしれない。

  しかし、油断は大敵である。 あの地獄の苦しみを味わうことがないように朝の散歩と定期的な体操を怠ることなく続けていこうと固く心に誓ってみたりしているのである。

2005 / 11 / 05 (土) ¦ 固定リンク


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