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雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

犬や猫のいる風景 2005年春 二歩目 犬や猫のいる風景 2005年春 二歩目

  先週の続きになるが、サイコロ犬は遊ぶのに飽きてしまったのか、いつも同じ ”目” が出たままだ。いや、”何か” がある時にだけサイコロを動かすかもしれないので、もう少し様子を見る必要があろう。以前の 『独り言』 に書いたような天気だとかいう単純な相関ではないのかもしれない。 もしかしたら地震予知とかの可能性もあるので、今後も観察を続けた方が良さそうだ。

  最近になって良く見るようになった犬は、犬種がはっきりしない。 単なる雑種かもしれないのだが、大型犬なのに体の白い毛はマルチーズのようにクリンクリンになっている、とっても不思議な奴だ。 少し離れるとモコモコとヒツジが歩いているように見える。 目はハッキリとした二重で、やさしい顔をしているのだが、その体型と毛のモコモコ感が妙にアンバランスで笑ってしまう。

  中型の雑種で眉毛がキリリとした奴もいる。 目の上の部分だけ毛の色が黒いので、まるで眉毛があるように見えるのである。 高野連が 「剃りすぎでは?」 懸念を示している高校球児の眉毛とそっくりで、端にいくに従って細くなっていっている。 いくらキリリとした眉毛でも舌をビロ〜ンと出しながら歩いている姿はちょっと間抜けだ。

  散歩コースに平行している少し離れた場所を、大学生くらいのお兄ちゃんが毎日のように犬を散歩させているのを見て、最近の学生にしては毎朝早起きして犬を散歩させるなど (偉いものだ) と感心したり、『お買物日記』 担当者などは 「子供の頃に犬を拾ってきて、母親から 『ちゃんと自分で散歩させなさい』 と言われ、今でも忠実にそれを守っているに違いない」 などと勝手なことを言ったりしていた。

  ある日、いつもは離れた場所を散歩していたお兄ちゃんと犬が、道の正面から歩いてくる。 犬は全体的に茶色で顔の部分だけ毛が黒っぽいので秋田犬系なのかもしれないが、遠くから見るのと違って少しプクプクしている。 そして飼主は・・・オッサンだった。 坊主頭で T シャツ、短パン姿だったものだから、若いものだと思い込んでいたのに近くで見る顔は明らかに年輪が刻まれていた。

  その他にも、雑種であっても毛をブラッシングしてもらって、いつも綺麗にしている犬がいたり、お母さんに連れられた柴犬が動きたいままに自由に散歩させてもらっていたり、片耳がたれた犬がすぐ近くで 「クゥ〜ン、クゥ〜ン」 と甘えた声で近寄ってきたり、いろいろな小型犬がチョロチョロと散歩していたりして毎日のように目を楽しませてくれている。

  「ネ〜コはコタツでまるくなる〜♪」 と歌われているのは真実のようで、寒い間は見ることがなかった猫も、春になって行動が活発になってきたようだ。 いつも窓辺にいる猫を最初に見たのは夜で、黒いシルエットしか分からなかったのだが、朝の散歩で見ると短毛の日本猫だった。 見かけるたびに 「おはよう」 と手を振ってみているが、今のところは完全に無視されている。

  先日も窓辺に座っていたので手を振りながら見ていると、横に白い猫が座っていた。 どうやらお嫁さんができたらしい。 わざわざ見せてくれた訳ではないだろうが、家族を紹介された気分でなんだか少し嬉しかったりした。 これから子供が生まれたりしたときも、全員で窓辺に座って見せてくれると、もっと嬉しいなどと勝手に思ったりしている。

  遠くに見える家の窓の下には、毎朝のように猫がやって来て住人が現れるのを待っている。 その家主は猫が好きなようで、窓から下にいる猫にエサを投げ与えているのを何度か目撃した。 猫もエサがもらえることが分かっているから毎朝のように来るのだろう。 キチンと座って上を見上げている姿は、「おはようございます」 「今日もエサを頂きにまいりました」 と言っているようで何だか可笑しい。

  以前から近所で飼われている猫は、相変わらず家に帰りそびれて玄関の前でドアが開くのを待っていることが多い。 少し前には雨が降りだし、慌てて帰ってくる姿も見た。 古くから 『猫が顔を洗うと雨が降る』 と言うくらいなので、猫には雨を予知する能力があるものだとばかり思っていたが、あの猫にその能力は備わっていないらしい。 いつ見ても間抜けな奴なのである。

  朝の散歩を始めたおかげで、通勤生活をしているころとは比べ物にならないくらいの犬や猫に会うことができた。 そのどれもが個性的で憎めない奴ばかりである。 これから暑くなって毛だらけの体で生活するのは大変だろうが、元気に動き回って目を楽しませていただきたいものである。

2005 / 05 / 21 (土) ¦ 固定リンク


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