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説得力 〜 進化論編 〜 説得力 〜 進化論編 〜

  ダーウィンさんが進化論を唱えて長い年月が経過しているが、これだけ科学や技術が発達し、様々な調査も可能になったのにも関わらず、異を唱える学者がいないところを見ると、結果的にそれが正しいのかもしれない。 しかし、生物学などに ”ど素人” な自分にとって、進化論は決定的な説得力に欠けるような気がしてならないのである。

  専門的な話は抜きにして、単純には高いとことにあるエサを食べるのに便利なようにキリンの首が長くなったのが進化だと思うのだが、本当にそうなのだろうか。 単に最初から首が長かったから、高いところにあるエサを食べるのが楽だったのではないだろうかと思ってしまう。

  魚が海水から淡水に移り、水から陸に上がり、エラ呼吸から肺呼吸に変わって、手足が生えて・・・と、進化してきたとされているが、それが本当なのであれば、これだけ多くの種類の魚がいるのだから、今現在でも同様の進化をたどる魚がおり、続々と新種の生物が発見されても良さそうなものである。 そんな生物にお目にかかれないということは、進化論に根拠がないのか、地球上の生物が進化することをやめてしまったのか・・・。

  人間は猿から進化したのだというのが ”定説” だが、それは本当に正しいのだろうか。 進化というのは、生きるのに都合が良いように変化するものだと思うのだが、だとすれば、寒さや怪我から身を守ってくれる体毛が、一部を除いて無くなってしまったのはなぜなのだろう。 防寒のために服を着なければいけないのだから、かえって不便になってしまっているではないか。

  カブトガニやシーラカンス、ゴキブリなどのように、数億年前から姿形が変わらない生物がいるのは何故なのだろう。 逆に人間だけが短期間に猿から二足歩行をして文明を築き、言語を操り、科学まで手中にするほど進化できたのは何故なのだろう。 ホモ・ハビリス → ジャワ原人 → 北京原人 → ネアンデルタール → クロマニヨン → という過程を経て現代の人間に進化したとされているが、たかが 12万年程度で、こうも劇的に進化するものなのだろうか。

  疑問の方が多いから、人間は他の惑星から移住してきたとか、宇宙人による猿の遺伝子操作で誕生したとかいう、三流の SF に興味がいってしまう。 面倒なことを考えたり勉強したりするよりも、妙な説得力があるからだ。 宇宙人は時々人間社会に関与し、ピラミッドを造ったり、ナスカの地上絵を作成したと考える方が、どうやって造ったのだろう、なぜ造ったのだろうと悩むより簡単だ。

  進化は突然変異によってもたらされると言われているが、同時多発的、かつ同様の突然変異が発生しなければ、種を後世に残すことはできないはずである。 現代の人間に突然変異で新種の人間が誕生したとしても、誕生したのが一人だけなら一代で絶えてしまう。 あちらこちらでボコボコと新種の人間が誕生し、子孫を繁栄させなければ現代人に取って代わることはできない。

  そんなことが、過去において人間の世界で何度も起きたのだろうか。 それも、当然のことながら日本だけではなく、世界各地で同様の現象が発生しなければ、様々な国に、様々な人種の現代人が存在するはずがない。 そう考えると、ダーウィンさんの進化論よりも、安物の SF にある 「宇宙人が・・・」 の方が説得力があるような気がしてしまう。

  あまり詳しくはないが、一時期、『百一匹目の猿』 というのが広く伝わったことがある。 極々簡単な例を挙げると、九州に生息する猿が、エサを水で洗って食べるようになったと仮定する。 それが百匹に達すると、何も教えられていないはずの北海道の猿が何故かエサを洗って食べだす。 これが百一匹目の猿なのだが、どうやらこの話には科学的根拠は薄いらしい。

  しかし、この説が本当だとするならば、世界的規模で同時多発的に突然変異が発生し、人間が進化したという説にも説得力が出てくるのだが・・・。 結局は、ろくに勉強もせず、元々が頭の良くない自分が、いくら考えたところで理解できるはずがないのである。 偉い先生が言ったことを 「はいそうですか」 と受け入れていれば良いのかもしれない。

  でも、『百一匹目の猿』 は誰が考えた理論なのか分からないが、最近の鳥インフルエンザ騒ぎを見ていると、本当かもしれないと思ってしまう。 アジア圏だけで流行しているのであれば、渡り鳥が原因かもしれないが、鳥が移動するのは南北が主である。 東西に離れたアメリカで感染例が報告されたということは・・・アメリカの鶏は・・・百一匹目の猿ならぬ、鳥なのかもしれない。

2004 / 02 / 14 (土) ¦ 固定リンク


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