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千里丘見聞録 Chapter IV 千里丘見聞録 Chapter IV

  なんと二週連続で 『見聞録』 ネタである。休日は軽〜い引きこもり状態になる自分にとっては奇跡に近いことだ。Chapter III が 4/29、今回の IV が 5/4 の出来事であるから実に中四日というハイペースになる。このような事は二度とないものと思われるので最初で最後の奇跡になるかもしれない。

  今回の探索は庄屋、東正雀、南千里丘、三島に目標を定めた。前回の探索は途中で挫折したため千里丘上、中、下を残しているが、足のダメージが残っているので坂の多い地域はパスしたのである。また、当日(5/4)は見事なスカッパレで気温も高く、坂道を選択すると倍以上に体力を消耗してしまう危険性が高い。自分の体と相談した結果、平坦な道が多いと思われる地域を選んだのである。

  例によって半分凍らせたアイスコーヒーを持参して出発準備完了となり、家を出ると外は異常に暑い。五日前とはエライ違いなので瞬時にしてやる気を失いかける。それでも周辺情報の質を高めるためには 「行かねば、行かねばならぬ〜」 と、いつもの三波春夫のような台詞を心で叫びながら自転車の熱く焼けたサドルにまたがり、思わず 「ん〜」 と唸ってしまう。

  JR の線路沿いを正雀駅に向かってひた走る。かなり以前に千里丘東三〜五丁目までは探索しているので庄屋一丁目まで一気に進み、線路沿いを制覇してしまおうという魂胆である。途中、自転車の前と後ろに子供を乗せ、あとから少し大きな子供が自転車でついてくるという四人連れの親子とすれ違う。額に汗して頑張る ”おっかさん” に勇気づけられ多少の坂道をものともせずに到着。

  早々に発見した美容室などの営業時間などをメモる。どこまでが庄屋一丁目なのか分からないため、手元の地図や立て看板などで確認しながらウロウロしていると、割と大きな公園がある。そこは鳥山公園なのだが、遊具施設なども備えた比較的きれいな公園だった。その公園の中を通り抜け、木陰に入って一回目の休憩をとることにした。

  アイスコーヒーを飲んでいるとハトがオポオポと近づいて来る。「エサなんか持ってないよ」 と言っても横目でこちらを見ながら首を前後にフリフリして周りを歩いているのである。冷たいコーヒーを喉に流し込んでいると元気も回復していく。改めて公園を見ると遊んでいる子供がとても少ない。三連休の間なのでどこかに遊びに行っている家族が多いのだろうか、それとも暑いのが嫌で家の中いるのだろうか。

  一息ついたところで次の目的地に向うことにした。探索の地域とは異なるが、正雀津屋線という大きな道路を通って安威川まで行き、川沿いを走って三島に出る計画だ。その道路沿いは大学などもあり、若者が車の太いマフラーをブオンブオンいわせ、バイクのエンジンをバリバリいわせながら走っている。その横を買い物カートを押しながらお年寄りがゆっくり歩くという老若男女が混然一体に溶け込んだ地域だった。

  川沿いをひた走り三島まで行こうとしていたのだが、そこは車がメインの道路らしく自転車での通行が危険だったため、やむなく堤防を降りて細い道に入った。ところがそれが間違いの元で入り組んだ細い道と細い川に行く手を阻まれて長い時間を正雀と正雀本町で過ごすことになってしまった。近くにシオノギ製薬の敷地が見えるものの川に阻まれてたどり着くことができない。

  やっとの思いで三島にでられたのは 30分以上も経ってからのことである。すっかり疲れてしまったが、三島、東正雀、南千里丘は登録している店が多いので探索する楽しみも倍増なのだ。焼肉屋、クリーニング店、病院、美容室など次々に発見して営業時間などを調べ周る。途中で 『くちコミ情報』 に登場している珍竜軒を見つけて変に感動してしまった。

  目的の地域の探索も終わり、ニッショーに寄る用事があったので、そのまま裏路地を千里丘東方面に進むと掲示板に書かれていた小さな(とても低い)ガード下を通過した。またまた 「お〜!ここだったのか〜」 などと変に感動してしまった。いろいろな場所を見て周ると、その地域の話題になった時には映像を思い浮かべることができるので、これからはさらに楽しめそうだ。

  今回の探索もかなりの収穫があったので満足しているが、何にせよ暑かった。探索の途中、道路にへたり込んでいる犬に会った。柵に繋がれてはいるものの、道路の真ん中でうつ伏せになったまま動かない。すぐ横まで行って 「どうしたの?」 と声をかけても目だけチラッと動かして見るだけなのである。じっと見ていると 「うるさいなぁ」 とでも言いたげにモソモソと立ち上がり、こちらに尻を向けてしまった。きっと犬も暑くて動きたくなかったのだろう。

  その日は太陽を浴びて光合成したのと、運動で脂肪が燃焼しているのか、いつまでも体の内部が熱く、寝苦しい夜になってしまったのであった。

2003 / 05 / 11 (日) ¦ 固定リンク


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