小ネタ集 小ネタ集
世の中なんだか騒がしい。真剣に考えなければいけないことも多いが、あいも変わらずつまらないことを気にしたり、考えているのである。そこで今回は細々としたことを一まとめにしてみることにした。
○ 変化
いきなりだが GLAY(グレイ)が嫌いだ。彼らの曲はどれを聴いても同じに聞こえるからである。FM放送などで GLAYの特集をしていると、ずっと同じ曲が流れているように感じてしまう。メドレーを作る時は苦労しなくてすむに違いない。どの曲のどの部分からでも他の曲に繋がりそうである。
ところが、今回の新曲「ひとひらの自由」は今までのパターンを打ち破り、芸風を変えている。従来の GLAY臭さがないのである。初めて聞いたとき「ほぉ」と感心してしまったのだが、だからといって急に GLAYファンに転身したわけではない。
好き嫌いは別にして、新しいことに挑む姿勢には感心しいたのであるが、どこかのサイトで GLAYファンの感想が分かれて物議を醸しているらしい。肯定派は新しい曲調に挑戦したことを評価している。否定派は「こんなの GLAYらしくない」「今までの曲調が好き」ということらしい。
これはどのような心理なのだろう。その人(グループ)が好きだから、その人がすることを盲目的に肯定するというのは良くないが、変化を恐れるのもどうかと思う。日本人には安定志向型が多いのだろうか。社会の仕組みが変革しようとしている時、その変化に日本人はついていけるのだろうか・・・。などなどと考えてしまうオッサンなのであった。
○ ひらがな
最近は日本語変換も賢くなり、こうやって文書を作成するのも効率的になってきた。以前はひどいもので、「ワープロソフト」を「ワープロ祖父と」などと変換する始末だった。「ローマ字入力」でも「カナ入力」でも、はじめは「ひらがな」を表示し必要な部分を漢字に変換するわけだが、以前から不思議に思っていることがある。
それは「地面」や「地震」などの「地」である。「地」は「大地(だいち)」「地球(ちきゅう)」の「地(ち)」であるわけだから、地面は”ぢめん”、地震は”ぢしん”となるのでは?と思うのだ。実際には”じめん”と”じしん”が正解で、辞書を含めてそのようになっている。
おなじ「ち」であっても、それが「血」となると「ぢ」が正しくなる。「鼻血」は”はなぢ”であって”はなじ”ではない。「身近」も”みぢか”である。ひらがなで「ち」と書くものに濁点が付くと「ぢ」になるはずなのに、何ゆえ「地面」「地震」の「地」は「ぢ」ではなく「じ」なのか不思議でしかたない。
○ 若い芸能人
老化が進んでいるのか、最近の芸能人を見ても誰が誰なのか判別できなくなってきた。個人で活躍している芸能人なら分かるが、団体になるとさっぱり分からない。
離散集合を繰り返し、増殖している「モーニング娘。」などは、もう誰が誰なのか分からない。以前からのメンバーなら、かろうじて判別できるのだが、ある時期以降に加入したメンバーは顔と名前が一致しない。
ジャニーズ系もお手上げである。ジャニーズ事務所所属のタレントの写真をバーッとぶちまけ、グループごとに集めよなどと言われたら、SMAP、KinKiKids、TOKIOくらいが限界で、その他はまったく自信がない。
バンド系も同様で、メンバーを集められるのはサザンオールスターズくらいのものである。それ以外のバンドはボーカルと個性のあるメンバー程度は仕分できると思うが、地味な存在も含めてメンバーを完成させることなど不可能だと思われる。
若い世代の人たちは、苦もなく判別できるのであろう。こうやって少しずつ「オッサン化」していくのを自覚して悲しんでる。
・・・と、相変わらずくだらないことをぼーっと考えている 2001年の秋なのである。
2001 / 09 / 30 (日) ¦ 固定リンク