「
お買物日記」にもあるが”おばはん”のパワーはすごい!彼女たちが第二次世界大戦で戦ったら日本も負けなかったと思う。
閉店間際のデパート地下食料品売り場、略してデパ地下なんぞは行くものじゃない。相当の精神力、体力を要求されるからである。
売れ残るのがこわいのか、閉店間際は各テナントともダンピングの雨あられで、2割 3割は当たり前!状態。そこに目の色を変えた”おば様”達が大挙として訪れる。どうやら、目的の品をゲットするコツは「人の目を見ない」すなわち、人と目をあわさないことにあるらしい。
目的の品を凝視したまま、人とぶつかろうが、かきわけようが、とにかくその商品から目を離さず、周りで”おば様”の体当たりをくらった被害者が「うっ!」とか「おぅ!」とか苦痛の声を発しても気にせず、ただひたすらに向かっていく。
中途半端に目を合わせると「すみません」とか「ちょっといいですか」とか言わざるを得ないためか、とにかく目的物に向かって突進するのみのイノシシのようだ。
とても怖かったが、いい経験にもなった(本当?)。次回、閉店間際のデパ地下に行くことがあるならば、”おば様”に負けない作戦をあみだすか、体力強化にはげまなくてはと心に誓うのであった。