小ネタ集

今週はネタがないので細かなことを。

■ 葉っぱ

植物の葉のことを 『葉っぱ』 ということがあるが、その 『葉っぱ』 の 『っぱ』 とは何だろうと疑問に思ったので調べてみた。

俗語辞書には草木の葉のくだけた言い方とあるが、『っぱ』 が何なのか説明がない。

YAHOO!知恵袋で下っ端と同じように端っこの、つまらないもの、取るに足らないものというような意味合いではないかとの回答があったが、それは個人的な意見であって論拠も根拠も示されていなかった。

葉がつまらないものでもなければ取るに足らないものとも思えないので、知恵袋の回答には賛同しかねる。

では 『っぱ』 とは何なのか。

その答えを求めて今日もネットをさまよっている。

■ 負けず嫌い

『負けず嫌い』 とは他人に負けることを嫌う勝気な性質のことだが、この言葉に若干の違和感を覚えてしまう。

単純には負けるのが嫌いということだが、『負けず』 とは負けないという意味ではないだろうか。

雨ニモマケズ風ニモマケズとは、雨にも負けない風にも負けないなのだから、『負けず嫌い』を素直に解釈すれば 『負けないぎらい』 となってしまいそうな気がする。

負けないことが嫌いなのであれば負けるのが好きということで、真逆の意味になってしまう。

その疑問を解決すべくネットで調べてみると 『負け嫌い』 『負けじ魂』 などと混同したものが、いつのまにか定着してしまったのではないかとう説があった。

『汚名挽回』 という汚名を挽回してどうするんだ的な間違い、『汚名返上』 と 『名誉挽回』 の混同と同種の間違いが定着したという解釈だ。

確かにそれもあるかもしれないが、もう一つ見つけた回答のほうがストンと腑に落ち、すんなりと受け入れられる。

それは 『食わず嫌い』 は食べもしないで、そのこと(食べること)を嫌うことだが、それと同様に 『負けず嫌い』 も、負けていないのに負けることを嫌うことであるという解釈だ。

これに関しては、きっとこちらが正しいのではないかと思われる。

■ ビックカメラ

ビックカメラ(BICCAMERA)の 『BIC』 とはなんぞや。

これに関してもネットで色々と調べてみたところ、多種多様な説があってなかなか正解にたどりつけなかったのだが、2005年に史上初めてビックカメラの公式見解が示されたとの記事を発見、その内容は以下のようなものだ。

かつてアメリカ領で使われていた言葉、「Bic」は「Big」に近い意味もありますが、見た目の大きさより中身を伴う大きさを表す言葉でした。

ただの大きな石ではなく、若く新しい感性を持った、小さくても光り輝くダイヤモンドのような企業になりたい。

そんな希望を込めて、ビックカメラは誕生しました。

冒頭に 『かつてアメリカ領で使われていた言葉』 とあるが、それを調べてみると旧アメリカ領オセアニア地方で使われていたスラングの 「BIC」 が由来ということが分かった。

どうりで生前の次兄がアメリカに暮らしていて英語が堪能だったので
「ビックカメラ(BICCAMERA)の 『BIC』 とはなんぞや。」
と聞いても
「知らない」
と言われた訳だ。

何にせよ、疑問に思ったことが簡単に調べられるのだからネットは偉大である。