東北地方太平洋沖地震

とてつもない規模の地震が発生してしまった。

呑気に雑感など書いている場合ではないのである。

この町も海沿いにあり、海岸近くの地域には避難勧告がでていたほどだ。

今回の地震は阪神淡路大震災の180倍の規模。

それだけではなく、10メートルを超える津波、連鎖する大型地震。

現代日本社会が初めて直面する 『巨大複合型災害』 になってしまった。

地方によって呼び名は異なるようだが、過去の経験から緊急時に食糧や飲料水を支援する協定を結んだスーパーやコンビニも迅速に対応し、システムは機能しているようだ。

地震国なので経験値が高いということもあるだろうが、国民性によるところも大きいだろう。

地震直後、棚から商品が散乱したコンビニで買い物する人たちの姿が映し出されていたが、棚に残った商品から自分が必要な分だけ買い物かごに入れ、きちんとレジに並んでいる。

ここで暴動や略奪がおこったり、他人のことを考えずに食糧などを買い占める人はいない。

さすが日本人。

今回の災害に関しては世界も見守っているものと思われ、そういう日本の国民性をも見ることになるだろう。

まだ余震などが続くものと思われるが、冷静な行動が求められるところだ。

災害の規模、範囲はとてつもなく大型、広域であるため、まだまだ被害の全容は把握できていないが、災してしまった方々のご無事をお祈りするとともに、不幸にして命を落としてしてしまった方々のご冥福をお祈りしたい。