3/24 に書いた雑感 『その後』 のその後である。
日本プロ野球組織 (NPB) は、裏金問題の温床と批判された大学生・社会人ドラフトの 『希望入団枠』 を今秋のドラフトから廃止すると発表した。
やればできるのだから、初めから 「ごめんなさい廃止します」 と言えば良いのである。
28日、インフルエンザにかかっていないのにタミフルを服用した 9歳の女児が異常行動をとったとの報道があったかと思えば、今夜はインフルエンザにかかったが、タミフルを服用していないのに 14歳の少年が、自宅の 2階から飛び降りる異常行動をとったとの報道。
高熱で異常行動をとることなど珍しい現象ではないと何度も書いているが、発熱初日、服用後数時間に限ったデータに着目すると、服用した人で異常行動が発生する頻度は服用していない人の約 4倍になるというデータも出てきた。
4倍ともなれば因果関係を疑うべきかも知れないが、絶対数が少ないので、やはり重大な副作用と呼べるかは疑問だ。
どのような薬物にも副作用はあるし、インフルエンザ治療における切り札的なメリットと、何十万件も投与されたうちの数十件の異常行動というデメリットを天秤にかけると、まだメリットのほうが大きいと思う。