食事の前にテレビのスイッチを入れると、水泳世界選手権のシンクロを放映していたのだが、それがソロ演技だったので驚いてしまった。
シンクロナイズド・スイミング (synchronized swimming) は、複数人が演技して、それぞれの動きが同期 (synchronized) しているからシンクロなのだと思っていたのである。
従って、ソロ (個人技) での演技はシンクロなどと呼べないのではないかと、『お買物日記』 担当者に切々と訴えかけていたのだが、何を言っているのか分からないと冷たくあしらわれてしまった。
どうにも気になって調べてみると、シンクロとは演者が動きを同期させるのではなく、音楽のリズムに合わせる (synchronized) 競技だということを初めて知った。
この歳になるまで基本的な意味も知らずにいたことを恥じるとともに、まったく興味がなくて真剣に演技すら見たことがないことを後悔したりしている。