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2005年 5月14日

犬や猫のいる風景 2005年春 一歩目 犬や猫のいる風景 2005年春 一歩目

  『管理人の独り言』 に毎日のように書いているが、朝の散歩は今でも続いている。 昨年の 11月から始めたので、ちょうど半年間になるわけだ。 当初は周辺情報のネタ探しも兼ねて 「今日は東へ明日は西」 と、あちらこちらをウロウロしていたのだが、住宅地を歩くのは意外に飽きるもので、毎日どの方面に向うか悩んだりしていた。 色々な道を試した結果、今は毎日のコースが決まっている。

  同じ道ばかりを歩くと飽きてしまいそうなものだが、今のコースは不思議に飽きることがない。 近所では割と緑の多い場所なので季節の移り変わりによって咲く花が異なり、それに伴なって風景も変わるというのが第一の理由だが、多くの人が犬を散歩させているので、それを見ているだけでも楽しいというのも大きな理由の一つだろう。

  これだけ毎日歩いていると、”顔なじみ” の犬も多くいる。 3月の独り言に書いた可哀想なシーズー犬のその後だが、飼主が心を入れ替えたようだ。 以前は糞をしている最中でもズルズルと引きずられていて、「鹿じゃあるまいし歩きながら糞なんぞできるか!」 と怒り、おまけに糞の始末すらしない飼主に憤慨していたのだが、最近は犬の動きに合わせて飼主も立ち止まり、糞の始末もしている。

  飼主である ”彼女” が変わった理由に実は心当たりがある。 少し足が不自由そうで杖をついたお年寄りも同時刻に犬を散歩させていた。 その人と彼女は知り合いらしく、立ち話をしているところも見かけたことがある。 お年寄りが連れていたのは、たぶん小型スパニエル系の犬だったと思うが、ある日を境に犬がいなくなり、お年寄りが一人で散歩をするようになった。

  ある日、彼と彼女の会話が断片的に耳に入ってきた。「・急にいなくなって・・・」 「・寂しい・・・」 「・まだ違う犬は・・・」 ・・・勝手な推測ではあるが、お年寄りの飼っていたスパニエルが亡くなってしまったのだと思う。 犬を亡くして寂しい気持ちや、いかに大切なものであったかという話を聞いて、彼女は飼い犬に対する態度を改めたのではないだろうか。

  想像が当たっているのかは定かではないが、いずれにせよ犬にとっても飼主にとっても良かったのではないかと思う。 以前の状態は犬も嫌だっただろうし、飼主も人から良く思われないのだから、お互いに不幸だったはずだ。 これからは二人(?)仲良く暮らしていただきたいものである。

  3月の独り言に書いた、オモチャのサイコロで遊んでいるらしい犬は 『サイコロ犬』 という犬種を勝手に与え、毎日その姿を見て楽しんでいる。 相変わらず寝てばかりいるが、どうやら機敏な動きなどできない犬らしく、たまに起きているときもモソモソと動いている。 眠そうに半分閉じた目でフラフラと歩いていたり、時々はこちらを見てくれたりしているが、その姿は何だか可愛らしい。

  ある日のこと。 犬がよくやるように後ろ足で首元を掻こうとしていたのだが、足を上げたとたんに体のバランスを崩し、ヨロヨロと転びそうになっていたので笑ってしまった。 飼われている家のベランダの窓の桟 (さん) に頭を乗せて気持ち良さそうに寝ていることもある。 物音で目を覚まして、エサをくれるのかと張りきって容器に近づき、何も入っていなくてガックリと首をうなだれながら歩いている姿を見たときも声を出して笑ってしまった。

  何だかボワ〜ンとした雰囲気が漂う変わり者 (?) の犬ではあるが、いろいろな表情や姿を見せてくれるので見ていて楽しい。 勝手な犬種名の由来にもなったサイコロは、しばらくの間は柵の下に入ったままだったが、最近になって犬の近くに転がっているようになった。 これからも犬が出す (?) サイコロの目が何を意味するのか研究を続けたいと思う。

  散歩中に会う犬はまだまだいるし、何匹かの猫も見るのだが、長文になってきたので続きは次回にしようと思う。

2005 / 05 / 14 (土) ¦ 固定リンク

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