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2003年 9月28日

秋の味覚 秋の味覚

  先々週の日曜日(9/14)は本当に久々に買い物に出かけた。休日は何もせずに過ごすことが多いので、いったいその前に外出したのはいつのことだったろうと 『管理人の独り言』 で確認してみると、8/16 に散髪と買い物にでかけて以来のことだった。こんなにダラダラと過ごして良いものだろうかと少し反省することともあるが、インドア派の我家はこれで良いという結論にいつも達するのである。

  月に一度程度の買い物はなかなか楽しい。めったに行かないこともあり、前回とは明らかに売っているものが異なる。インスタントやレトルト食品も新製品が発売になっていたりするので、買いもしないのに棚の周りをウロウロして楽しんでいる。時々は誘惑に負けて購入してしまうこともあるが、食べた後は 「二度と買わなくて良い」 ということになってしまう。

  子供の頃には親が作るものよりもインスタント製品を喜んで食べ、「なんていう奴だ」 と叱られたりしたし、若い頃は自炊するのが面倒でレトルトやインスタント製品ばかり食べていたのだが、最近はどうも好きになれない。「たまには手抜きで」 と、惣菜を買ってくることもあるが、結果的には自分で作った方が美味しいということになってしまう。好みの味付けで調理するのだから当り前と言えば当り前ではあるが・・・。

  現代では季節を問わず色々な食材が売られているが、秋を実感できるものと言えば秋茄子(なす)や栗、さんま等である。先日の買い物でも店内が秋っぽく飾られ、秋の味覚の代表が所狭しと並べられていた。その中でも、ひときわ目立つ所に堂々と鎮座しているのが秋の味覚の王様とも言える松茸である。照明が当てられ、光り輝くその一帯には ”高級” の二文字が浮かんでいるようだった。

  最近では外国産の松茸も多く輸入されており、目が飛び出でないくらいの価格で売っているものもあるが、国産の松茸は相変わらず木の箱などに入れてもらって偉そうな顔をしている。あの木箱を普通のトレーにしたら、もっと安く売れるのではないかと思うのだが、外国産と区別して高級感をかもし出している。

  この雑感では何度も 『好き嫌いがない』 と書いてきたが、嫌いではないものの好んでは口にしない食べ物はある。その代表が実は松茸だったりするのである。食べたことはあるのだが、特別に美味しいとは思わなかったし、松茸を食べなければ秋が来た感じがしないということもない。味も淡白なのでキノコとしては、『まいたけ』 や 『しめじ』 の方が美味しいと思っている。

  松茸は香りと歯ごたえを楽しむものだと言われるが、以前に仕事関係の人に連れられて行った高級料亭で食べた焼き松茸からは、それほど芳醇な香りもしなかったように思う。香りを楽しむだけであれば 『永谷園のお吸い物』 や松茸入りの既製品の茶碗蒸で十分である。歯ごたえは確かに独特のものがあるが、歯ごたえだけを楽しむのであれば、最近になって出てきた 『エリンギ』 で十分だ。

  だいたい、たかがキノコのくせに皆から重宝がられて特別扱いされているのが気に入らない。同じ秋の味覚である 『さんま』 などは、一尾 100円前後で販売されているのに、キノコごときになぜ数千円も数万円も払わなければならないのか。買い物カートの一番目立つ所に木箱入りの国産松茸をのせて、すまし顔で歩いているおばはんも気に入らない。嬉々として買い求める価値などあのキノコにあるのだろうか。

  ・・・松茸相手に興奮してしまったが、我家では今後も松茸を購入することはないものと思われる。我家では 『さんま』 や 『秋味(鮭)』 を食べ、『梨』 をシャリシャリとかじり、『栗』 入りのチョコレートなんぞをポリポリ食べて ”秋の味覚” を満喫したりするのである。

2003 / 09 / 28 (日) ¦ 固定リンク

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