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雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

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2001年 1月7日

年末年始 年末年始

 ・・・。21世紀の初頭に当たって暗い始まりもなんであるが、年末年始の外出は本当に疲れてしまった。以前の雑感でも触れたが、やはり 21世紀も女性。それも”おばちゃん”に牽引されていく事をまざまざと実感させられた訳である。

 出不精かつ、人混みが嫌いな性格なため、ふだんは積極的に買い物に出たり、混雑した場所にあえて行くことはないが、年末の買い出しということもあって意を決して出陣した。ところが、予想通りを通り越して各店は”予想以上”の人でごったがえしていた。

 買物をした店は普段でも混み合っており、その面積も狭いため、必然的に秩序ができあがっている。入り口から時計と反対回り。つまり、右手を基準に壁づたいに人が流れている。当然のことながら、その秩序に逆らうことなく流れに身を任せて全く興味のない食材も 「なるほどね」などと言いながら眺めつつ進んでいた。何が なるほどね」なのか良く解らないが、無理にでも納得しながらその流れに乗っていたわけである。

 店内を一巡するその流れの第三コーナーにさしかかった所で、一人の”おばちゃん”が買い物カゴを前に持ち、後ろ向きに歩いてくる。それも一人で何ごとかを話しながらバックしてくるのである。てっきり他の人と話しているのだと思っていたが、その”おばちゃん”の話に参加している人は見当たらない。そしてその”おばちゃん”は一定の秩序がある流れに逆らい、何かを話しながら尻を人の間に入れ、クイックイッとひねりながら列に割り込んでしまった。

 ・・・。間違いなく、新しい「技」である。あたかも、前後の人と知り合いのように一方的に話し、当然のように列に割り込む。恐るべき「技」なのである。それ以外にも”例”の技、以前の雑感にも書いた、人の目を見ないで突進したり、三段腹でグイグイ押しつけてくる恐怖の必殺技を多用したりして、その店はまさに修羅場と化していた。自分は”おばちゃん”と争う根性は持ち合わせていないので、早々に戦線離脱し、店外で買い物が終わるのを待っている始末だった。

 新年が明けて会社に顔を出しに行った時、普段の駅の姿とは全く異なる異様な世界がそこにあった。通勤通学になれている人々は、やはりそれなりの秩序をもっている。駅員にアナウンスされるまでもなく、乗車口は 2列に並び、降りる人を待ってから電車に乗り込むのが正常であり、日常なわけである。

 ところがそこに、日常ではない”おばちゃん”が参加すると、とたんに秩序が乱れる。電車を待つホームはどこが乗車口か解らないほど横に広がり、電車のドアが開くと降りる人を掻き分けて乗り込もうとする。車内では不必要な大声での会話が繰り広げられ、読書も何もあったものではない。”おばちゃん”が 3人以上集まると、パチンコ屋の閉店よりもやかましい。三半規管に相当なダメージをくらいつつも、じっと耐えている自分の姿がそこにあった。

 そんなこんなで 21世紀も女性、とくに”おばちゃん”は元気なわけで・・・。リストラによる人員削減に怯える中年男性、就職難に困り果てる若者に頼る事なく、経済の牽引役として”おばちゃん”には日本国民を先導していただきたいと願ったりするのである。

2001 / 01 / 07 (日) ¦ 固定リンク

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