在宅勤務生活になって一週間(5営業日)が経過した。 通勤生活を終えて在宅勤務が始まるときは寂しいような嬉しいような複雑な気分だったが、いざ始めてみると実に淡々としたものである。 最初から分かっていたことではあるが、それなりにメリットとデメリットがある。
メリットとしては、仕事を開始する直前まで寝ていられることだが、今は通勤生活をしている頃より早起きをしているので利点を享受できていない。 仕事をしていて疲れたらゴロンと横になって体を伸ばしたり休んだりできるのだが、特に自制している訳でもないのに実質の営業時間中は横になる気分になれない。 自由に時間を使えるはずなのに、あまり自由を感じることができない。
もうひとつのメリットとして、通勤から開放されることが挙げられるが、これは確かに楽になった。 通勤では少なからず歩いていたので、それがなくなると運動不足に陥ってしまうというデメリットも併せ持っているが、散歩を義務化したので大きな問題はない。 むしろ通勤のストレスから開放されたので寝つきが良くなったようだ。 この雑感にも 『
管理人の独り言』 にも何度か書いているように、以前は不眠症に近いレベルだったのだが、今週は布団に入って 30分くらいで眠りにつくことができている。
在宅勤務のデメリットとしてはプライベートと仕事の境界があいまいになってしまうことである。 ダラダラとして仕事が進まないというデメリットを心配していたのだが実際には逆で、プライベートにまで仕事が入り込んできたような気がする。
通勤していたときは、家で仕事のことを思い出したり、やらなければいけないことを思い出したりしても職場の自分宛にメモ的なものを e-mail するだけだったが、今は目の前に仕事環境が整っているものだから、実質の営業時間外でも気になったら仕事をしてしまう。 結果的には通勤している頃より PC に向かっている時間が長くなったような気がする。
もうひとつのデメリットは
先週の雑感に書いたとおり、道行く人のネタを 『管理人の独り言』 に書けなくなったことである。 散歩はしているが早い時間なので、あまり多くの人に会わないし、近所の人をネタにするのも気が引ける。 まして大阪駅のように多くの人がいるわけでもなく、変な人もいない。 これだけは自分の努力で解決できるものではないので諦めるしかなさそうだ。
いろいろとメリットもデメリットも多い在宅勤務だが、来週からは時間をうまく使い、充実した生活を送ろうと思っている。