大阪府摂津市JR千里丘駅周辺密着情報!!

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2002年10月06日

千里丘見聞録 Chapter I 千里丘見聞録 Chapter I

  「涼しくなったな〜」 「秋だな〜」 と喜んでいたのに、この前の金曜日(10/04)は大阪市内の最高気温が 30℃に達した。慣れというのは恐ろしいもので 30℃になってもひどく暑いという感じがしない。大阪での生活を始めたころは暑さと湿気でぐったりしてしまったものだが、10年も経つと体が馴染んでしまうようだ。

  それでも真夏の暑さには耐えがたいものがあり、毎年のように苦労している。それだけに涼しくなり始めた今の季節が嬉しくてたまらない。この雑感に何度も書いているように ”行動的” の ”行” の字もない完璧なインドア派である自分だが、風が気持ちの良い季節になったなので、先々週の土曜日、散歩がてらに近所を探検してみた。

  生意気にも 『千里丘の周辺情報』 と銘打ち、店の所在を Web ページに登録しているにも関わらず、ごく近所の店ですら行ったことが少ないので憩いの広場(掲示板)で何かを尋ねられてもまともに答えることができず、掲示板の常連さんが書き込んでくれるのを息をひそめながらじ〜っと待っているような有様だ。しかし、こんなことではいけないのである。簡単な質問にくらい素早く答えなければいけないのである。

  ・・・それほどの心構えではなかったのだが、とりあえず家を出てプラプラと歩き始めた。いくらなんでも駅から極近い場所であれば何度も通っているし、どの店が何処にあるのかくらいは知っているので、イズミヤ方面に歩を進めることにした。いつもイズミヤには自転車で行くのだが、決まった道しか通らないので実際この周辺にどんな店があるのか良く分からないのである。

  まず長野東に足を踏み入れてみたところ、ボーリング場と併設されていたサンフレッシュがなくなった代わりに、果物屋さんとか魚屋さんなどができている。専門食材を扱う店が減少の一途をたどっている中で、そのような店が増えているのを見てなんだか嬉しい感じがした。大型店やスーパーに負けずに頑張ってほしいものである。

  そのあたりには飲食店も数多くあるのだが、不況が続く中でも地元にしっかりと根を下ろして商売をされているようで、1年以上前に見た時とあまり変わっていなかったように思う。水商売は入れ替わりが激しいというのに、なかなか大したものである。地元の店は常連さんに支えられてる部分が大きい反面、初めてのお客さんは入りにくいという欠点がある。この周辺はマンションが乱立して人口が増えているが新しいお客さんをどのように取り込むのかが、今後の生き残りのカギになるような気がする。

  そのまま長野東、山田市場と進んでいったのだが、このあたりを歩くのは初めてだったので地図を片手にキョロキョロしてしまい、すっかり挙動不審の怪しいオヤジとなってしまった。道行く人も変な顔をしてこちらを見ている。そのような視線に耐えながらもズンズン進んで行くと、新築のマンションやら建築中のマンションがあちらこちらに見える。ここに何百世帯も入ってくるのだから人が多くなるのも当り前である。

  そして山田南までたどり着き、長野西を経由して帰ってきた。途中で見つけた店のほどんどの名前に記憶があり、「そ〜か〜。この店はこういう外観だったのか」 と感慨深く見ることができた。想像していたとおりの店や想像と違ってオシャレな店、想像よりも大きな店、想像よりも・・・な店などなど様々だったが、実際に目で見ることができて、とても良かったと思っている。

  ちょっとした散歩のつもりだったが 1時間 30分以上も休みなく歩き続けて家に帰ると、さすがに疲れてしまった。しかし、仕事疲れなどとは違って気持ちの良い疲労感が体を包み込んでいる。その夜は美味しく酒を飲み、ぐっすりと眠ることができた。翌日に疲れが残っている事もなく、「まだ体力は衰えていないな〜」 とか 「歩くって体に良いんだな〜」 などと思っていたが、その翌日になって足が痛くなった。

  一日遅れで疲れが出るなど ”年” の証拠なのでガッカリしてしまった。・・・そして、千里丘周辺の見聞を広めたはずだったのに掲示板では相も変わらずの役立たずぶりを ”発揮” している毎日なのであった。

2002 / 10 / 06 (日) ¦ 固定リンク

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