2001年 7月01日
同性愛 同性愛
最初に宣言しておくが、自分は決して同性愛者ではない。しかし、同性愛を否定する気も差別する気もまったくない。男性が男性を好きになろうが、女性が女性を好きになろうが個人の自由である。
会社の仲間と男性ホルモンについて話していた。正直に言って自分は”ヒゲ”が濃くない。いいかげん「オッサン」であるから、それなりに芯のあるヒゲは生えるのだが、あごヒゲが限度であり、鼻の下や「モミアゲ」とつながるような”たくましい”ヒゲがない。
白髪は多いが、今のところ髪が薄くなる兆候もないため、男性ホルモンの分泌が少ないのであろうと思っていた。会社の仲間も同様なので、相通じるものがあるのであろうと考えて話のネタをふった訳である。
男性ホルモンの分泌が少ないということは、体内に女性ホルモンの割合が多く、それはつまり、同性愛の傾向があるのだろうか?ということが論点となった。しかし、自分も会社の仲間も”男”を性の対象と感じることはないため、体内に女性ホルモンが多いこと=同性愛傾向とは限らないという結論に達した。
そこで冷静に考えてみると、同性愛者であることを公表している”男性”の特徴として「ヒゲが濃い」確立が高いことに気がついた。すでに亡くなってしまった「QEEN」のフレディ・マーキュリーも口の周りが黒々としていたし、「Culture Club」のボーイ・ジョージも化粧で分からなかったが、ヒゲが濃そうな顔立ちである。
日本に目をむけると古くは日景ただお。彼もヒゲが濃い。その他モロモロの”あやしい”人達も皆が一様にヒゲが濃いのである。雑誌や TVで見たハード・ゲイも立派なヒゲが生えていた記憶がある。
したがって、男性ホルモン不足は同性愛と無関係であり、男性ホルモンの分泌が多いほど同性愛の傾向が強いのではないだろうかと勝手に想像しながら話しに花を咲かせていたのである。
そこで以前に聞いた話を思い出した。どこの研究機関かは忘れてしまったが、その機関で男性同士、女性同士の同性愛に関して調査した結果を発表していた。それは男性、女性それぞれに対しておこなった質問に対する回答で、興味深い結果が得られたとのことだった。
男性に対しての質問は、「ぶ、ぶっさいく。とっても、ぶっさいくな女性」と「とってもキレイな男性」と一夜を共にしなければならない場合にどちらを選択するか。女性に対する質問は、まったく逆で、「ぶ、ぶっさいく。とっても、ぶっさいくな男性」と「とってもキレイな女性」と一夜を共にしなければならない場合にどちらを選択するかというものだ。
その質問に対する回答は、男性は 80%以上が「ぶ、ぶっさいく。とっても、ぶっさいくな女性」を選択したのに対し、女性の 50%近くは「とってもキレイな女性」と回答したらしい。
その研究では太古の昔、原生動物だったころには”オス””メス”の区別はなく、単体で繁殖(分裂?)していた DNAが脈々と受け継がれており、「男性(オス)なんかいなくても子孫が残せるわー」という潜在意識が色濃く残っているため、女性の方が同性愛に対する抵抗感が少ないのではないだろうかと結論付けされていた。
・・・。男(オス)は情けない生物な訳である。きっと地球滅亡の日が訪れても、人類で最後の最後まで生き残るのは女性なのであろう。
冒頭でふれたように同性愛は否定しないが、加速度的に少子化が進んでいる現状を考えると、できれば男性と女性が結ばれて子孫を繁栄し、より良い日本を築いてほしいと考えている今日このごろである。
2001 / 07 / 01 (日) ¦ 固定リンク