独り言にも書いたように今日は何を書いたら良いのか思いつかない。 第一、この雑感というのはタイトルだけで、内容と言えば思い出話やら空絵事だったりするので 『雑文』 というのが正確なタイトルだろう。 なぜ子供の頃の話やマサルのことなどを書かねばならないのか。 自分が勝手に書いているだけなので誰に文句を言っている訳でもないのだが・・・。
ここまで書いて、ちょっと気になった。『空絵事』 と上述したが、その意味を正確に知らないので辞書で調べると載っていない。 YAHOO や excite の電子辞書でもウィキペディアにさえも載っていない。 確かに正しくは 『絵空事(えぞらごと)』 であるのは分かっているが、文字を入れ替えた 『空絵事』 という単語もあったはずだ。
ためしに 『空絵事』 を Google で検索してみると、562件もヒットする。 自分の勘違いで 『空絵事』 などという単語がないのだとすると、約 500人もの人達が同じ間違いをしていることになる。 果たしてこの件に関する真相はどこにあるのか闇に包まれたままとなってしまった。
それにしても、そのまんま東である。 宮崎県知事となった東国原 (ひがしこくばる) 英夫氏は、なんだかんだと言われながらも頑張っているではないか。 あちらこちらで発生したため国内にノウハウが蓄積されているとは言え、発生から 50日で鳥インフルエンザを押さえ込み、終息宣言にまでこぎつけたのは偉かった。 県職員なども迅速に行動したのだろうが、功績として評価できる。
そしてタミフルである。 2/27の独り言に 『お買物日記』 担当者も書いているが、未成年者がタミフルを服用し、異常行動を起こした結果で死に至ってしまうケースが報告されている。 しかし、いくら何でもマスコミは騒ぎ過ぎだ。 もともとタミフルを服用しなくても子供が高熱を出して夢や幻覚にうなされたり異常行動を起こすケースは多数報告されている。
「服用との因果関係が明確になっていない」 という厚生労働省の発表は的確である。 それなのに 「これだけ事故が起こっているのに」 とか 「何かあってからでは遅い」 だのと大騒ぎし、厚労省が耐えかねて注意を呼びかけると 「それみたことか」 と鬼の首でも取ったかのように騒ぎに拍車がかかる
高熱による多数の異常行動が報告されている事実は 『インフルエンザ脳症ガイドライン』 に明記されているし、発熱による異常行動の確率は 10.6%でタミフルを服用した場合は 11.9%と、1.3%しか違わない。 それをあたかもタミフルが元凶であるかのように報道されたのでは、中外製薬もたまったものではないだろう。 新型インフルエンザの発生に備えて国が備蓄しているタミフルはどうなるのか。
なんでもかんでも正義を振りかざして騒げば良いというものではない。 自分のような専門外の人間ですら高熱で異常行動を起こすことは知っていたし、ネットを利用して少し調べれば簡単に分かることでもある。 まともに調査してから報道する体制を構築していただきたいものである。
それでも 10人に 1人の確率で異常行動を起こすのだから、子供が熱を出したときは目を離さず側についていることが大切なのは間違いない。 ただし、病院でタミフルを処方されたからと言って、必要以上に怯えることはない。 熱を出して苦しんでいる子供の側についていてあげることは親として当然のことでもある訳だから、それなりの行動をすれば良いのである。
書くことが思いつかずに何だかんだと迷ったが、いつもの文章より雑感らしくまとまった。 これぞ真性の雑感であり、犬のことだのマサルのことだのばかり書いている場合ではないのである。