昨日の朝、散歩をしていると少し先の歩道にスズメがいるのが見えた。
普通、3メートル程度、田舎のスズメは人を怖がらないとは言え、少なくとも 2メートルまで近づけば逃げてしまう。
ところが、そのスズメは逃げようともせずジッとしている
まさか寝ているのか、死んでいるのかと、さらに近づいてみると弱々しく羽を広げはするものの、飛び立つ力は残っていないようだ。
大きなキズを負っているようには見えないので、何らかの病気なのだろうか
いつも可愛らしい姿を見せてもらい、とても癒やされているので何とかしてやれないものかと考えはしたが、許可なく野鳥を捕獲したり育てたりするのは違法だ。
ここは自然の摂理にまかせ、それが寿命なのであれば仕方がないと心を鬼にして決断し、その場を後にすることにした
ものすごい勢いで後ろ髪は引かれたが、なるべく振り返らないよう歩を進めるしかなかない
これからしばらくは、あの時のことを思い出してしまうだろう