建築基準法の厳格化で業界が大ダメージを受けている。
元一級建築士である姉歯氏の件が発端となって政府が見直したのは良いが、処々の問題が重なって審査が滞っており、家を建てられない状況だ。
この停滞は建築業界のみならず、水周りから電気関係、左官屋さん、家具や家電と影響を受ける業種の裾野は広い。
これが起因して一気に不況になる可能性も否定できず、政府や国土交通省の責任が問われるだろう。
現国交省大臣である冬柴氏の名前をとって 『冬柴不況』 なるお題も、あちらこちらでささやかれ始めた
鹿島建設が 6億円の所得隠しでキヤノンの御手洗会長がどうしたこうしたと、どす黒いニュースも伝わっているが、大分市の企業誘致に絡んで暗躍した人物なり組織なりが、ありやなしやと言ったところか。
まあ、誘致→土地→建設→巨額受発注という流れだから、いろいろとあるものと推測される訳なんだが。
話は元に戻って、建築業界では未だに審査が大渋滞状況なのに、大阪が誘致したシャープの工場の約 1兆円規模になる建築計画は最優先で審査をパスした。
ここでも、やっぱり裏で何かがゴソゴソと動いたんだろうな