12/25(火)23:28現在

12/17 に書いた独り言の続報になるが、『タミフル』 と異常行動の関係を調べている厚生労働省の研究班がおよそ 1万人の患者を対象に行った大規模調査で、「タミフルを服用しなかったほうが服用した患者より異常な行動を起こす割合が 2倍以上高いことが分かった」 と発表した。

つまり、『タミフル』 を飲まない方が 2倍も異常行動を起こすということで、過去にマスコミが大騒ぎした内容とは逆の結果だ。

だから浅い知識で冷静さを欠いた報道などすべきではないのである。

中外製薬も 「責任者でてこーい!!」 と叫びたいことだろう。

ただし、今回の発表は結論ではないので、原則として 10代の患者への使用を禁止する今の措置は続けるのが妥当とされている。

かくして中外製薬の苦悩はまだ続くのであった。