Month: 4月 2018

昨日の午後、となりの店で髪を切ってきた。

お兄ちゃんの話では、死の淵を歩いたお父さんは今年 80歳になるのだそうだ 

「お父さん、元気になって良かったね～」
と言うと、
「もう少しで仕事に復帰できそうなんだよね」
などという 

80歳で死にかけたお父さんが、まだ仕事をするのかと驚いてしまったが、
「何も趣味がないから仕事でもしてなけりゃボケるし」
ということだった。

どうやらお父さんは、じっとしていられないのではなく、じっとしていてはいけないらしい 

昨日の夜、食事中に奥歯のかぶせ物が取れてしまったので朝一番で兄ちゃん先生の所に行って来た。

治療台に座ると
「とれたのは持ってきた 」
と聞かれたので持参した物を渡すと
「まだ使えるから、このまま処置しとくから」
と、微妙に高さを調整した上ではめ直してくれた 

以前に通っていた爺ちゃん先生の歯科医院もそうだったが、この兄弟はあまり商売っ気がないらしい 

昨夜、何年ぶりかでシャックリが 

以前は息を止めたりして必死にシャックリを抑え込もうとしていたが、今は百発百中で止めることができるようになった。

その方法は亡くなった義兄から生前に教わったものである 

それは定番の『水を飲む』と『息を止める』を合わせたもので、鼻をつまんで息を止めたまま、1秒間に一度くらいのゆっくりした間隔で水を飲むという方法だ。

それを教わって以降、その方法でシャックリが止まらなかったことはない 

約一カ月前に退院してきたとなりの店のお父さんは死にかけた人とは思えぬほど元気で、車を運転してどこかに出かけたり自転車に乗って近所を走り回ったりしている 

本当に現代医学というのはすごいものだと実感してしまう。

そんなお父さんも意識が戻った直後はもうろうとしていたようで、マユちゃんの妊娠を知ると、今日は赤ちゃんを連れてきていないのかと言い出して
「まだ生まれてないって」
と家族に突っ込まれたり、ひな人形は我が家で準備しなければと言って
「だからまだ生まれてないし性別もわからないって」
と再び突っ込まれたりしていたらしい 

しかし、不思議にそういう時のことは当たったりするものなので、マユちゃんのお腹に宿ったのは女の子かも知れないと思ったりしているところだ 

今日は予報通りの雪となった。

もちろん積もるほどではないが、季節が逆戻りしたようで、これから冬がやって来るのではないかという妙な感覚に襲われてしまった 

これからクリスマスがきて年末年始 

まだ年が明けて 3カ月が終わったところなのにである。

いや、もう 3カ月が過ぎてしまったのか 

時間が経つのが異常に早く感じる今日このごろ