バブルが崩壊して日本を代表する企業の財務体質も深い傷を負ったあの日
外資系企業が得意とする選択と集中。
不採算事業を本体から切り離し、経営基盤を筋肉質に。
社外取締役による経営の監視。
株主への利益還元率向上。
それらをいち早く導入した SONYの凋落から始まり、ついには東芝まで経営危機に至っている
新しい経営術を取り入れるのが遅いと言われた当時の落第組、松下(現Panasonic)や日立の踏ん張りを見ると、やはり日本で事業をするには日本的経営が向いているのではないかと思ってしまう。
選択と集中を最低限に抑え、コングロマリットを形成している方が強いのではないだろうか