第三コースの散歩はものすごく久しぶりだ。
季節が進んで風景も変わっているかと思ったが、過去に類を見ない残暑に見舞われている北海道は芝も木々も青々としており、山頂の公園にも秋の気配は乏しい
坂道を登り切ったところでカサカサと音のする方に目をやると、二匹のエゾリスの姿があったが、そのうちの一匹が立ち止まってジッとこちらを見ている。
少しして木の幹の裏側に隠れたが、枝の間からひょっこり顔を出して再びこちらを見た。
人間が珍しいわけでもないだろうに、何を気にしていたのだろう
リスが木の実を求めて活動しいるということは、やっと秋が近づいてきたのかも知れない