散歩をしていると千里丘駅構内でたくさんの人とすれ違う。
若い子は若々しく、オッサンはオッサンらしい身なりで歩いているが、自分はどうだろうと考えると少しアンバランスであることに気付く。
どうも歳相応の服装ではなく、変に子供じみているというか、若々しいというか、何とも微妙な感じだ。
しかし、これは若作りをしている訳でもなく、自分はイケてると勘違いしている訳でもなく、やむにやまれぬ事情がある。
普段着には何の興味もないので、ここ何年も新しい服を購入していないし、外出することが少なく、持っている服にも滅多に袖を通さなかったので割としっかりしたまま若き日に購入した服が残っている。
したがって、今でもそれを着用しているため、必然的かつ自動的に若作りになってしまうという誠に悲しい事情だ。
そろそろ年齢に合った服装をすべきかとも思うが、今のところ新しい服を購入する予定はないので、白髪頭で若作りのオッサンが千里丘周辺をウロウロする日は続いたりするのである。